本格的な寒さ到来です。寒さが身にしみる毎日です。みなさま、お風邪など召されていませんか?
e-homeの物件の多くは、3LDKや4LDKの間取りです。その間取りには畳のお部屋が含まれる物件を多数掲載させていただいております。
日本文化は中国から伝わったものが数多くありますが、畳は日本で生まれたものです。居間と寝室を兼ねていた和室は、常にベッドやソファが置いてある洋室にはない、汎用性の高さがメリットと言えます。お客様が泊まられる際は、布団を敷くだけで泊まってもらえますね。
ゴロンと寝転んでお昼寝したり、くつろぎのスペースとしても和室は重宝します。
畳のメリットは
1、調湿機能。日本の梅雨から夏は多湿でじめじめして不快ですが、畳が湿気を吸収して室内の湿度を抑えてくれます。反対に、冬は乾燥した室内に水分を放出してくれるので、乾燥を防ぐ役割を果たします。
2、断熱性。畳は、原料であるイ草が1本1本空気を含んでいるため、高い断熱性能を持っています。空気は熱伝導率が低いため、空気を多く含む畳にも断熱効果があるのです。
3、遮音性。イ草に含まれる空気が音を吸収するため、畳の部屋は遮音性が高くなります。イ草は衝撃音をやわらげる効果もあるため、足音が響きにくいメリットがあります。
4、リラックス効果。イ草の香りを嗅ぐと落ち着くのは、イ草の香りに沈静効果があるからです。
畳のデメリットは
1、シミになりやすい。畳の上に飲み物や食べ物をこぼすとすぐに染みこんでしまうため、シミにやりやすいです。フローリングも長く水分に触れていると水分を吸収してしまいますが、畳の方が吸水が早いのですぐに拭かないとシミが残ってしまいます。
2、ダニが発生しやすい。ダニは湿気が多い環境を好むため、畳が湿気を吸い込んだ状態が続くとダニが発生しやすくなります。こまめに掃除と換気を行っていればダニが発生しにくくなります。
3、重量物で型が残りやすい。畳はやわらかい床材であるため、重たい家具を置いたり、長い間同じ場所に家具を置いておくと跡がついてしまいます。
4、メンテナンスが必要。自然素材であるがゆえ、定期的な裏返しや表替えなどのメンテナンスが必要になってくる点です。3~4年に一度の裏返しや表替え、10年程度で畳床を交換することが望ましいです。
和室、洋室それぞれのメリットやデメリット、お客さまのご要望に合わせて、お家選びのお手伝いをさせていただきます。