先日、明石市大久保区画整理地内の160坪の土地売却相談がありました。
先祖代々の土地を放置した結果、親族間で大きな問題となっていました。
昭和初期に、5人の相続人がいらっしゃいましたが、時がたち、今や相続人が枝分かれし、13人となっていました。
なぜ、そこまで放置されたのかといいますと、すぐに売却する必要性がなかったからです。
お金や、住む場所に困っているわけでもなく、今まで問題が起こらなかった。
しかし、相続人は増えていきます。
いざ売却を考えたときには、その相続人全員の同意が必要なのです。
そこで、今回困ったことが起きました。
相続人全員が売却の意思はあるのですが、その売却先をめぐって親族間で争いが起きていました。しかもそれは2年間も続いているのです!
こういう状態が続けば、中には「めんどくさいから、もう売らなくてもいい」と考える人も出てきます。そうなると全員の意思はだんだんばらばらになり、その間にも相続人が増え続け………負のスパイラルに。
もし、不動産を相続されたのであれば、自分のお子様や後々のことを考えて早めに動き出すことをお勧めします。
最後に大変になるのは残された方です。
お困りのことがあればe-homeまでご連絡ください。