兵庫県明石市は、人口を増やすために子育て支援をおこなっています。
今回は、どのような取り組みがおこなわれているのかをご紹介します。
ぜひ、兵庫県明石市にお住まいを希望されている方で子どもがいる家庭は記事をチェックしてみてください。
兵庫県明石市の充実した子育て支援策による5つの無料化
5つの無料化とは、子どもにかかる費用のうち5つのものを無料にする取り組みのことです。
1つ目は、中学生の学校給食の無料化です。
所得制限なしで利用ができ、3年間の生活でかかる給食費16万円を節約できます。
2つ目は、第二子以降の保育料の完全無料化です。
所得制限などはなく、兵庫県明石市では完全に無料です。
3つ目は、高校生までの医療費の完全無料化です。
市外の病院も無料で利用できることも嬉しい特徴となります。
4つ目は、満1歳まで無料で利用できるおむつ定期便です。
市の研修を受けた配達員が自宅へ毎月おむつを届けてくれるサービスです。
虐待や育児ノイローゼを防止するために、不安なや悩みを聞いたりしてくれます。
5つ目は、公共施設の遊び場の親子とも無料化です。
兵庫県明石市内にある親子交流スペース ハレハレや明石海兵公園、天文科学館や文化博物館が対象年齢まで無料となっています。
兵庫県明石市が充実した子育て支援策により人口増加？
兵庫県明石市の人口は、5つの無料化により過去最多である30万人を達成したと2020年国勢調査でわかりました。
市制施行101年目の達成とあり、税収増や地域活性化も続き好循環に至ると市長が発表しています。
なかでも25〜40歳の子育て世帯、5歳未満の子どもの移住が多いとのことです。
出生率は、1.64に達し、全国平均である1.43を上回っています。
2018年と2019年の子育て世帯の転入超過数は関西で1位です。
また、2019年度には本の貸し出しも300万冊を突破しており、充実した子育て支援の一端とも言えます。
人口が増えたことで、明石駅前の商店街にも若いカップルや家族連れの姿が目立つようになりました。
以前は昭和を連想させる古い街並みでしたが、子育て支援の一貫として24店が新規出店しました。
人口だけでなく、街全体の活気を取り戻しているといえるでしょう。
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まとめ
兵庫県明石市には、5つの無料化を始め、充実した子育て支援があります。
財源がなければできないことではありますが、将来の投資として実施されています。
子どもの進学にはお金がかかるため、少しでも節約したい方にはおすすめといえます。
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