お子さまがいらっしゃる家庭がお引っ越しする際、引っ越し先にどのような学校があるのか気になりますよね。
転校する学校がどのような教育方針なのか、子どもが馴染める環境なのか、親御さまとしては事前に確認しておきたいものです。
今回は、明石市周辺にお住まいを検討中の方に向けて、高丘小中一貫教育校についてご紹介します。
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まず最初に、高丘小中一貫教育校の特色についてご紹介します。
高丘小中一貫教育校の特色
高丘校区は、これまでも小中一貫教育のモデル校として研究をおこなってきたという経緯があります。
そして、令和3年(2021年)から、高丘校区に市内初となる併設型小中一貫教育校が開設されました。
高丘小中一貫教育校では、高丘東小学校・高丘西小学校・高丘中学校に通う生徒を対象としています。
9年間を見とおした教育課程を作成することで、中学校に進学したときのギャップを軽減し、子どもたちの学力向上をはかることが主な目的です。
9年間を連続して教育をおこないますが、学習内容や学習の進め方は、他の明石市立小中学校と同様となります。
しかし、学習の順序や学年間、学校種間で入れ替えが可能なため、効果的な学習の取り組みができることが特色です。
小学校1年生からの外国語学習、一部教科での担任制、明石高校と連携した理数教育も充実しています。
また、本来、小中学校の学級児童生徒の数は小学校1・2年生は35人、3年生から中学校までは40人と決まっていますが、明石市では小学校1年生は30人学級、小学校3年生以降は35人学級となるように、県費や市費を活用しているのが現状です。
しかし、高丘小中一貫教育校では、よりきめ細やかな指導をおこなうことを目的とし、小学校1年生から中学校3年生まですべての学年において30人程度の学級の実現をおこなっています。
入学対象児童生徒
高丘東小学校・高丘西小学校に入学する新1年生が対象となります。
高丘校区にお住まいではない児童についても、市内全域どこからでも通学することが可能です。
その際の具体的な募集要項については、後ほどご紹介させていただきます。
併設型小中一貫教育校と義務教育学校との違い
併設型小中一貫教育校と混同されがちなのが、義務教育学校です。
義務教育学校とは、小学校1年生から中学校3年生までを1〜9年生とし、1人の校長のもと、ひとつの学校として9年間の教育活動をおこなう学校となります。
一方の、併設型小中一貫教育校は各学校は今までどおり存続し、そのうえで教育目標を同じくし、ひとつの目標に向けてそれぞれの学校が教育活動に取りくむという教育です。
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高丘小中一貫教育校の学習活動
次に、高丘小中一貫教育校の学習活動についてご紹介します。
外国語教育
学習指導要領では外国語教育は小学校3年生からとなっていますが、高丘小中一貫教育校では、小学校1年生からの外国語教育が可能となっています。
高丘校区はこれまでも、ALT(外国人指導助手)を重点配置して、外国語教育をおこなっていましたが、今後さらに充実させていき小学校1年生からネイティブな英語に触れる環境を作っていくのが特徴です。
ICTを活用した教育
明石市の小中学校に今年度中に整備されるタブレットに加え、各教室にプロジェクターを設置し、視覚的・聴覚的にも学習に取り組むことができる環境にしていきます。
ICTの活用により、授業の内容も広がり、新学習指導要領の柱のひとつである、主体的・対話的で深い学びにつながっていくのが特徴です。
理数教育
明石北高等学校と連携協定を結び、プログラミング教育、理数教育における教師の派遣、高校生との交流を通じて専門的な知識学習の意欲向上など、幅広い学びを身につけるのが目的です。
系統的な教科等学習
小学校での習得状況を踏まえて、中学校までの学習がおこなえますので、無駄のない学習展開が可能となります。
また、小学校でもつまずきやすい内容を繰り返し取り組み、中学校までの見とおしを持った学びができるのが特徴です。
異年齢・異世代との交流
小学校、中学校ともに、すべての児童生徒が集う学校行事をとおして、年上のことを慕い憧れたり、年下を慈しみ労わる心など、人と人の繋がりを育成します。
教科担任制
通常、中学校からおこなわれる教科担任制ですが、小学校の段階から一部取り入れることで、急激な変化を避けることができるのが特徴です。
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高丘小中一貫教育校の部活動や募集要項
最後に、高丘小中一貫の部活動や募集要項についてご紹介します。
高丘小中一貫教育校の部活動
高丘小中一貫教育校の部活動には、バスケットボール(男子・女子)、ソフトテニス(男子・女子)、サッカー、野球、ハンドボール、柔道、バレーボール(女子)、吹奏楽があります。
高丘小中一貫教育校の募集要項
明石市では、原則として居住地区に応じて教育委員会が指定する学校に通学することとしていますが、高丘小中一貫教育校では一定条件のもと、通学区域外の明石市全域からの入学が認められています。
応募資格や条件については以下のようなものがあります。
●明石市内の小学校に入学予定であること
●児童が徒歩あるいは公共交通機関を利用し、通学できること
●保護者が小中一貫教育校の教育目標、教育方針や教育活動について理解し、協力できること
●中学校卒業まで在籍する見込みであること
応募方法は、通学区区域外入学希望書、応募に関する同意書、結果返信用封筒を簡易書留にて明石市教育委員会事務局学校教育課に郵送する形となります。
募集期間は令和3年度では11月1日〜11月30日となっていますが、令和4年度以降の募集期間については、明石市のホームページなどで確認してください。
選考試験はありませんが、高丘校区以外からの入学には定員があり、募集人員を超えた場合は抽選となります。
試験や面接はとくにありませんが、高丘小中一貫教育校の概要や募集の手続きなどについて、より詳しい保護者説明会をオンラインで実施しています。
保護者説明会への参加を希望される場合は、事前の申し込みが必要となりますので、内容をご確認の上お申し込みください。
また、障害がある児童であっても入学が可能となっています。
通常学級もしくは特別支援学級で学ぶことができますので、事前にご相談ください。
明石市のほかの小学校と同様に、入学金や授業料は必要ありませんが、別途教育費などの諸経費が必要となります。
スクールバスはありませんので、原則、徒歩または公共交通機関を利用しての通学です。
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高丘小中一貫教育校の口コミ
実際に、高丘小中一貫教育校に通われている児童の保護者さまからの口コミをご紹介します。
口コミ1
全体的にゆっくりとした学校で、いじめがあるという話は聞いたことがありません。
人数が少ないので、教室にもゆとりがあり、みんな仲が良いです。
塾に通っている子も多いため、学力も高く明石北高への進学も多いと思います。
口コミ2
素直な生徒が多いと思います。
また、学校区と周りには自然がたくさんあるので季節を感じることができます。
先生方からの手厚いサポーもあり、毎年キャリア学習と呼ばれる兵庫県内の高校について調べる学習も取り入れています。
サッカー部の実力が高く、大会でも良い成績を残しているようです。
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弊社へのお問い合わせはこちらまとめ
今回は、明石市にある高丘小中一貫教育校の特色をご紹介しました。
小学校から中学校までの9年間を見通した教育がおこなわれるため、学力の向上や、異世代の児童生徒間の交流をとおして、人と人との繋がりを学ぶことができます。
明石市へのお引越しをご検討される際、高丘小中一貫教育校がある高丘地区も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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