今や日常生活に欠かせなくなったインターネット。
不動産購入後にインターネットを引く方が大半を占めています。
しかし、インターネットはさまざまな種類があって、どれを選べば良いか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、不動産購入後のインターネット契約についてご紹介します。
インターネットの種類や契約方法、インターネット開設までの期間について触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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まず最初に、インターネットの契約方法についてご紹介します。
回線事業者を決める
まずは、回線事業者を決めましょう。
戸建の場合は回線業者を自由に決めることができますが、マンションの場合はあらかじめ引き込まれている回線業者を選ぶことになります。
ただし、インターネット回線が引き込まれていない場合は、まずは回線事業者を選んでください。
マンションで契約している回線会社以外を選びたい場合も、個別に契約が必要です。
また、マンションの規模やエリアによっては戸建プランの契約ができない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
なお、対応可能であっても、工事に関して管理組合へ確認してからにしてください。
プロバイダを選ぶ
次にプロバイダを選びます。
ここで、回線事業者とプロバイダの違いについて触れていきましょう。
回線事業者とは、回線を提供する会社のことです。
一方のプロバイダは、回線を通じてインターネットに接続するための会社となります。
インターネットを利用するためには、回線事業者とプロバイダの両方と契約結ぶ必要があり、同じ回線でもプロバイダによって料金が異なりますので、確認が必要です。
しかし、最近は回線事業者とプロバイダ契約がセットになっていることが多く、モバイル回線についても契約が一本化されています。
プランを決める
光回線の場合、戸建は戸建プラン、マンションはマンションプランとなります。
マンションであっても、個別で契約する場合は、戸建タイプとなることに注意しましょう。
オプションを決める
光回線では、ひかり電話やエンタメ系のオプションをプラスすることができます。
各プロバイダによってオプションや料金が異なりますので、確認が必要です。
契約の申し込み
インターネットの申し込み方法はさまざまです。
家電量販店やキャリアショップ、インターネットや電話で申し込む方法があります。
開通工事
インターネットの契約後は、開通工事が必要です。
戸建の場合は屋外工事と屋内工事が必要となります。
マンションは、インターネット回線が共用部まで導入されている場合は屋内工事のみとなりますが、マンションによって各戸の工事がすでに完了している場合は屋内工事も不要です。
所要時間は戸建の場合で1〜2時間、マンションの屋内工事のみでは30分程度となります。
また、モバイル回線の場合は、戸建・マンション共に工事不要となります。
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インターネットの種類について
次にインターネットの種類についてご紹介します。
インターネット回線の契約プラン
現在、インターネットの主流となっている光回線は、戸建とマンションでは料金体系が多少異なります。
また、無線で基地局と接続する仕組みのモバイル回線は、戸建・マンションによって料金体系に違いはありません。
光回線の契約プランは、大きく分けて「戸建プラン」と「マンションプラン」があります。
戸建プランは、近くの通信線から直接回線を引き込む方法です。
一方のマンションプランは、マンションの共用部分にインターネット回線を引き込んで、各戸に配線するという方法になります。
インターネットの種類
光回線
光回線は、インターネットの主流といえる回線となります。
現在の時点で、もっとも高速で安定した通信が可能です。
モバイル回線
ケーブルではなく、無線で基地局と接続する仕組みの回線です。
ポケットWi-Fiや室内で使うことを想定した置き型のWi-Fiなどが一般的となります。
光通信より速度が落ちるというデメリットがありますが、工事不要で契約してすぐに使えるのがメリットです。
ADSL
光回線が普及する前に主流だった回線です。
古いマンションなどでADSL回線が引き込まれているケースもありますが、2024年3月31日をもってサービスが完全終了します。
CATV
CATVとはケーブルテレビのことですが、CATVの回線もインターネット回線として利用できます。
CATVを契約している方は、セットで契約すると割引などの特典がある場合もあるので確認してみましょう。
しかし、光回線と比較すると速度がやや劣ります。
そして、インターネットのみの契約は割高になりますので、CATVを契約していることが前提の選択となるでしょう。
インターネット回線の選び方
インターネット回線を選ぶ際、光回線かモバイル回線の2つから選ぶことになると思います。
なぜなら、ADSLは速度が遅い上にサービス終了間近ですし、CATVはケーブルテレビを契約していない方では割高になってしまうからです。
通信速度で選ぶなら光回線がおすすめといえます。
モバイル回線は手軽な一方、戸建住宅には不向きです。
マンションでは部屋によってモバイル回線が不安定になる場合もあります。
とくに、広い間取りでは光回線がおすすめです。
しかし、一人暮らしなどの間取りや、インターネットを頻繁に利用しない方、速度にこだわりのない方は、モバイル回線がおすすめといえます。
外に持ち出したい方も、ポケットWi-Fiなどのモバイル回線が向いているでしょう。
また、通信量についても注意が必要です。
基本的に光回線には通信量の制限はありません。
モバイル回線も、プランによっては通信量の制限はありませんが、使いすぎると速度制限がかかるケースもあります。
仕事などで大量にデータ量を使う方や、家族で動画をたくさん見ることが多い場合は光回線がおすすめでしょう。
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不動産購入後のインターネット契約にかかる期間について
不動産購入後で気になるのが、契約から開通までの期間ではないでしょうか?
できれば引っ越してすぐに使いたいと思っている方も多いと思います。
最後に、契約から開通までにかかる期間についてチェックしていきましょう。
光回線
光回線の場合、契約から開通までにかかる期間は2週間から1か月ほどです。
しかし、引っ越しシーズンは混み合い、1か月以上かかることも考えられますので、早めに契約して開通予約しておくことをおすすめします。
なお、開通工事には立会いが必要なので、引っ越し前に立会いの時間がとれる場合は事前の開通も可能です。
マンションの場合、インターネット完備となっていても各戸に引かれていないこともあります。
その場合は、屋内工事が必要となりますので、早めに予約しましょう。
また、すでに各戸に引かれている場合は、管理組合などに申し込むことで引っ越し当日からすぐに利用することが可能です。
モバイル回線
モバイル回線の場合は、モバイル端末があればすぐに利用することができます。
引っ越しの際も、住所変更などは必要ですが、基本的に持っていくだけです。
インターネットが開通するまでの対策
インターネット契約が遅れたり、工事が混み合っていて、希望通りの日に開通しない場合もあります。
その際、プロバイダでモバイル端末をレンタルしてくれるケースもありますので確認してみましょう。
また、スマートフォンのテザリングを利用する方法もあります。
しかし、多くのデータ量を使用し、契約プランによっては速度制限がかかってしまいますので注意が必要です。
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まとめ
今回は、不動産購入後のインターネット契約についてご紹介しました。
光回線は、契約から開通まで約1か月ほどかかりますので、早めの契約をおすすめします。
また、お手軽なモバイル回線を利用するというのも一つの方法です。
しかし、エリアや建物の種類によって通信速度が安定しない場合がありますので注意が必要です。
購入する不動産に合わせて、最適なインターネット回線を選んでください。
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