ファミリー移住を決断する際に気を付けたいポイントとして、子ども向けの養育費支援や医療費無償化制度など移住先の行政支援が挙げられます。
明石市では乳幼児向けにおむつやおしりふきなど消耗品配達や、18歳以下の子どもを対象とした医療費無償・中学校給食費無償制度など、子どもにやさしい支援を設けています。
この記事ではオススメの移住先として、ファミリーが利用しやすい明石市の子育て支援を詳しくご紹介いたします。
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明石市では養育費支援の一環として「おむつ定期便」と「幼児教育・保育の無償化」をおこなっています。
おむつ定期便とは、子育て経験のある支援員がおむつやベビーフード、ミルクを毎月届けに来るため、その際に子育てに関する質問をするといった内容です。
幼児教育・保育の無償化とは、預かり保育含む保育料や副食費などが一部無償化になる制度で、金額や利用する施設によって支援の範囲が大きく異なります。
どちらも赤ちゃんのいるファミリーにとっては積極的に利用しておきたいオススメの支援です。
おむつ定期便の概要と申請の流れ
対象者は生後3か月~1歳の赤ちゃんがいるファミリーであり、市外からの転入でも転入月の3か月後から利用可能です。
出生届(転入届)を出した1か月後におむつ定期便の申請書とカタログが届くため、ほしい商品と必要事項の記入後は同封の封筒で返送し、配達日の連絡を待ちます。
配達日が決まればあとは届くのを待つのみですが、おむつ定期便は赤ちゃんと保護者の見守りが大きな目的であるため、受取時には赤ちゃんも配達員と対面する必要があります。
おむつのメーカーを変えたい、別の離乳食を試してみたいなど商品の変更も可能です。
明石市の幼児教育・保育無償化の範囲と対象
明石市では現在、幼稚園や保育所にかかる保育料を公立・私立問わず基本的に全額無償化しています。
ただ例外として、住民税が課税されているファミリーの第1子のみ、保育所の0~2歳クラスが無償化になりません。
第2子以降は課税状況に関わらず無償化の対象になります。
保育料無償にくわえて施設が給食を実施している場合、給食費のうち副食費(おかずや飲み物代など)に相当する部分も無償化となります。
これらは申請も必要ないため、忘れる心配もなく有効活用できるでしょう。
また申請が必要な養育費支援も多く、認可外施設の利用や保護者が仕事や妊娠中など一定の場合に利用できる預かり保育なども無償となります。(月額上限あり)
こちらも共働きのファミリーにとっては便利でオススメの制度であるため、利用したい設備から申請用紙を受け取りましょう。
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明石市の医療費・給食費に関する支援について
明石市では主な医療費支援として、0歳から高校3年生の子どもの外来・入院医療費が無償になる「こども医療費助成」をおこなっています。
以前は範囲が中学3年生までを対象として医療費支援でしたが、令和3年7月からは高校3年生(18歳以下)までになりました。
未成年の子どもがいるファミリー層には絶対に知っていただきたいオススメの制度です。
また、令和に入ってから中学校の給食費に関しての無償制度が新設されたことも、明石市への移住をオススメしたいポイントです。
こども医療費助成を申請する流れ
こども医療費助成は申請必須の制度で、必要なものは原則交付申請書・子どもの名前が記載されている保険証の2つのみ。
申請は明石市役所の児童福祉課や各市民センターで可能です。
市内に住んでいる18歳以下の子ども全員が対象であり、保護者の所得制限もなく利用できる非常にオススメの支援なので、赤ちゃんが生まれたらすぐに申請していただきたいです。
中学校の給食費は申請なしで無償化
明石市では令和2年4月から、ファミリーの負担軽減のため中学校の給食費を全額無償化する取り組みを始めました。
こちらも保護者の所得制限は関係なく、明石市立中学校・明石市立養護学校に通う全生徒が対象であるため、そのまま市の恩恵を受けましょう。
参考までに、明石市の給食費はほぼ食材費相当額であり、令和3年の時点で小学校の給食費は月額4,340円でした。
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あかし高校進学応援プロジェクトの概要
あかし高校進学応援プロジェクトは、これから高等学校に進学する中学生とファミリーに向けた給付型奨学金と学校生活での支援です。
学校生活の支援では、日常的な相談やささいな悩み事でも気軽に相談できるLINE公式アカウントの開設やオンラインでも可能な相談会など生徒の心のケアをおこないます。
養育費の支援は教科書代や制服代といった入学に必要なものを購入するための入学準備金(上限30万円)と、クラブ活動や通学費を負担する在学時支援金(毎月1万円)の2種類です。
プロジェクトの申請手続きと定員について
養育費の支援を受けるには期間内の申し込みが必要なので、中学生の子どもがいるファミリー層は早めに申請準備をしておきましょう。
申込書や家庭状況確認リストなど、申請に必要な書類はすべて明石市のホームページからダウンロード可能です。
令和3年度では約2か月の申込期間が設けられ、定員数は100名。
申し込み順ではなく、世帯の収入や家庭状況により選考後、結果は締め切りの約2か月後に届く流れでした。
記入後明石市児童福祉課にて申し込むことが入学準備金・在学時支援金を受ける資格になります。
定員はあれど入選すれば、上限30万円の養育費が支援され保護者の負担を軽減できるため、早めの申請をオススメします。
入選後は、支援金手続きの流れや期間を記した最新のパンフレットにより手続きを進めてください。
支援を受ける際は入学のしおりや領収書など控えが必要になるため、購入後は保管しておきましょう。
明石市の優れた少人数教育
明石市ではあかし高校進学応援プロジェクトのほか、少人数学級を目指す取り組みも進んでいます。
全国の小学校でも令和2年の12月に発表された国の施策により、1クラス当たりの人数を35人以下にする引き下げが始まっています。
明石市は平成の時点ですでに小学校1年のクラスを30人にするなど、全国的に先駆けた教育制度を整えていきました。
その教育制度はさらに進化していき、現在は中学校1年生のクラスも35人にする少人数授業を導入しました。
少人数教育のメリット
少人数教育のメリットはなんといっても、教師が生徒一人ひとりに向き合える時間が増えること。
生徒と教師の関係がより親密なものとなることで授業についての質問だけでなく、学校生活の悩みを相談しやすい環境が作りやすくなります。
また少人数であるとクラスの進捗状況や学力も把握しやすく、生徒一人ひとりに寄り添った授業を進めることで学力の向上も期待できます。
それにくわえて中学校1年生のクラスであれば、入学したてで環境に慣れない生徒の不安も大きいはず。
教師が生徒に向き合う時間が長ければ不安も解消しやすく、負担を軽減できることも大きなメリットです。
少人数教育によりクラスが増えると教師も必要になりますが、その分は明石市が全額負担します。
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まとめ
ファミリー層にとって、移住先の子育て支援はチェックしておくべき情報の一つです。
以前から明石市は養育費支援や給食費無償化制度など環境が整っていましたが、それらも令和に突入後さらに拡充し、ファミリー移住にも非常にオススメの街となりました。
利用できるものは進んで申請して、制度を最大限活かしましょう。
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