住宅ローンの低金利が続く今、よりお得になるよう借り換えを検討する方が増えています。
しかし注意点やタイミングがあるので、借り換えの恩恵をしっかり受けるためには基礎を知っておくことが大切です。
そこで今回は住宅ローンの借り換えの基礎をテーマに、メリットや注意点、適したタイミングを詳しくお伝えします。
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まずは住宅ローンにおける借り換えの基礎とメリットを見ていきましょう。
住宅ローン借り換えの基礎
住宅ローンの借り換えとは、別の金融機関に借り入れ先を変更し、新たにローンを組むことです。
現在残っている残債を一括で返して、完済までは新しく契約した金融機関に返済していきます。
住宅ローンは超が付くほどの低金利が続いていますが、最長35年という長い期間支払っていくものです。
金利の変動は返済金額に影響するため、総額が大きく変わってしまうこともあります。
そのため、最近は金利の見直しや動向を調べ、適したタイミングで借り換えする方が増えているのです。
数年前に組んだときは低金利であっても、今はもっとお得な商品が出ていることがあります。
返済負担を軽減できる可能性があるので、住宅ローンで家を購入した方は、借り換えの基礎や金利の動向をチェックしておくようにしましょう。
住宅ローン借り換えのメリットは?
毎月の負担を軽減できる
メリットとしてまずあげられるのが、毎月の負担を軽減できるという点です。
現在の住宅ローンより安い金利の商品を選べば、その分月々の返済金額を抑えられます。
たとえば金利1.5%で毎月12万636円返済(残高が2,500万円、残りの返済期間が20年)していたとします。
借り換えで金利が0.38%になれば、毎月の返済金額は10万8,191円です。
この場合は1万2,445円もお得になり、借り換えの恩恵を十分に受けられることになります。
毎月1万2,445円が浮けば、その分食費や習い事などほかの費用に充当でき、今よりゆとりある生活を送ることができるでしょう。
毎月の負担を軽減できるのは、借り換えにおける大きなメリットなので、ぜひ覚えておきましょう。
返済総額を抑えられる
より低金利の商品を選べば利息が減り、返済総額を抑えられるのもメリットです。
総額で見ると100万円以上お得になるケースもあります。
先述したとおり今は超低金利時代なので、借り換えによって返済総額を引き下げられる可能性も高いです。
団体信用生命保険の内容を充実させることができる
メリットとして、団体信用生命保険の内容を充実させることができる点もあげられます。
住宅ローンを利用する際、団体信用生命保険への加入を条件とする金融機関がほとんどです。
団体信用生命保険とは契約者が亡くなったり高度障害を負ったりしたとき、残債が免除されるもので、多くの方が加入しているのではないでしょうか。
実は団体信用生命保険の内容も定期的に見直され、保障内容は充実傾向にあります。
数年前と現在では、保障内容が変わっている可能性があるので、借り換えにより充実した内容の保険に加入できるかもしれません。
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住宅ローン借り換えについて知っておきたい注意点
次に、住宅ローン借り換えについて知っておきたい注意点やデメリットを見ていきましょう。
手数料がかかる
注意点としてまずあげられるのが、手数料がかかるというところです。
住宅ローンを組むときは、事務手数料や登記費用など、さまざまなお金が発生したかと思います。
借り換え時は上記の費用だけでなく、もともと利用していた金融機関に一括払いの手数料も支払わなければなりません。
また住民票や戸籍謄本などの公的な書類も必要になるので、取得するための費用も発生します。
残債や返済期間、金融機関によって手数料の総額は異なりますが、一般的には40万円から80万円が必要です。
審査が必要になる
事前審査と本審査が必要になるのも注意点のひとつです。
借り換えであっても、融資を受けるためには審査が必要になります。
属性が悪ければ審査に落ちたり減額になったりする可能性があるので、年収や勤続年数が十分あるかを確認しておきましょう。
「当初より収入が減ってしまった」「大きな病気やケガをした」「起業して間もない」という場合は、審査を通過できないかもしれません。
またクレジットなどほかの借り入れがある方も注意が必要です。
同じ金融機関は利用できない
現在借り入れしているところで条件の良い商品が出たとしても、同じ金融機関では借り換えできません。
そのためほかの金融機関で新しく契約する必要があります。
返済期間の延長は基本的にできない
返済期間の延長は基本的にできないのも、注意点のひとつです。
一般的には借り換え時点の期間が引き継がれるため、「延長して毎月の負担を軽減したい」という要望は通りにくいでしょう。
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住宅ローン借り換えのタイミングや向いている方は?
最後に住宅ローン借り換えの基礎である、適したタイミングや向いている方を見ていきましょう。
手数料を支払っても返済総額が減る場合
手数料を支払っても返済総額が減るのであれば、借り換えに向いています。
先ほど新しく住宅ローンを組む際は、契約するための手数料が発生するとお話ししました。
タイミングによっては手数料が上回ってしまい、借り換えの恩恵を受けられない可能性があります。
総額や毎月の返済金額が減らなければ、手続きする意味がありません。
そのため金融機関にシミュレーションしてもらい、メリットを十分に得られるかどうかを見極めてください。
金利アップのタイミング
変動金利の場合、一般的には2年に一度見直しがおこなわれます。
金利が大きく上昇すると返済金額も増えてしまうので、借り換えを検討するのがおすすめです。
また固定金利であれば、数年間は金利の優遇やキャンペーンが適用されている方もいらっしゃるでしょう。
優遇される期間が終わるタイミングは、借り入れ先の見直しをおこなう時期でもあります。
転職や収入が下がる前
転職を検討している方は、転職前のタイミングでの手続きがおすすめです。
先述したとおり、新しく住宅ローンを組む際は審査をおこなう必要があり、年収や勤続年数などがチェックされます。
転職により年収が下がったり、勤続年数が浅かったりすると、審査に落ちたり減額になったりしてしまうかもしれません。
また金利が下がるということは景気が悪くなるということです。
景気が悪くなれば収入が下がる恐れがあり、この場合も審査で否決や減額になる可能性があります。
そのため借り換えをおこなう際は、速やかな手続きを心がけてください。
1%の金利差があり10年以上返済期間が残っている場合
1%の金利差があり10年以上の返済期間が残っていれば、返済金額を下げられる可能性が高くなります。
また残債が1,000万円以上あることも大きなポイントです。
しかしこの条件はあくまでも目安になるので、手数料を支払っても負担が減るなら、借り換えするメリットは十分にあります。
そのため「1%の金利差」「10年以上の返済期間」「残債が1,000万円以上」という条件に当てはまらない場合でもあきらめないでください。
「このタイミングで借り換えしても無駄だ」と思わず、金融機関にシミュレーションしてもらいましょう。
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まとめ
今回は住宅ローンにおける借り換えをテーマに、基礎やメリットなどをお伝えしました。
金銭的な負担を回避できるなどのメリットがある反面、手数料の発生や審査があるといった注意点も生じます。
借り換えを検討する際はメリットと注意点を踏まえて、お得になるタイミングで実行してみてください。
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