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自分が住んでいる都市の姉妹都市・友好都市をご存じですか？
長く住んでいても、意外に知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は兵庫県明石市にお住まいの方やこれから明石市に引越しをお考えの方に向け、明石市の姉妹都市・友好都市をピックアップ！
姉妹都市・友好都市を知ることで、明石市への愛着がより深まること請け合いですよ。
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弊社へのお問い合わせはこちら明石市について知りたい！そもそも姉妹都市・友好都市とは？
姉妹都市や友好都市という言葉はよく耳にしますが、それぞれなぜそう呼ばれるのか気になりますよね。
明石市の姉妹都市・友好都市を知る前に、まずはそれぞれの意味合いを確認しておきましょう。
姉妹都市と友好都市の違いとは？
姉妹都市とは、主に日本の各都市が親善友好関係を結んだ外国の都市のこと。
姉妹都市となった都市同士は、市民の文化交流や親善を活発におこなうことで親善友好関係を深めます。
しかし、どうして姉妹都市と呼ばれるのでしょうか？
ウィキペディアによると、姉妹都市の由来は英語の「Sister City」とのこと。
日本の自治体国際提携がアメリカ発の姉妹都市運動を受ける形で始まったことが影響しているとのことです。
一方、姉妹都市のほかに友好都市という呼び方もあります。
友好都市とは、"姉妹"というとどちらが姉でどちらが妹なのか、すなわちどちらが上位であるかという議論にもなりかねないことから、姉妹都市と呼ぶことを控えて表現されるもののようです。
姉妹都市・友好都市とはどんな関係？
姉妹都市や友好都市は、主に都市同士の自然環境が似ていたり、産業が同じであったり、歴史的背景が共通していたりするなどの事柄がポイントになるようです。
今回ご紹介する兵庫県明石市は、アメリカ合衆国カリフォルニア州「バレホ市」と姉妹都市、中国の江蘇省「無錫市」と友好都市の提携をしています。
明石市の姉妹都市・友好都市については次項以降で詳しく触れることにして、ここでは日本の各都市と姉妹都市・友好都市となっている例をあげてみましょう。
福岡県福岡市と中国の広州市は姉妹都市
1979年に姉妹都市となった記念に、その翌年、福岡市動物園に2頭のパンダが贈られました。
三重県鈴鹿市とフランスのル・マン市は友好都市
鈴鹿サーキットのある鈴鹿市と「ル・マン24時間耐久自動車レース」が開催されるル・マン市は、ともに自動車工場がある共通点も。
香川県坂出市とアメリカ合衆国のカリフォルニア州サウサリート市は姉妹都市
両市は世界的に有名な吊り橋があることから姉妹都市となり、「瀬戸大橋」と「ゴールデンゲートブリッジ」は姉妹橋となっています。
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明石市の姉妹都市・友好都市とは？①カリフォルニア州バレホ市は姉妹都市
続いて明石市の姉妹都市、アメリカ合衆国カリフォルニア州バレホ市について見てみましょう。
バレホ市はカリフォルニア州の西海岸に位置し、サンフランシスコから陸路、海路ともに約1時間のところにある都市です。
人口は約12万人、面積は96㎡で、西海岸の美しい海岸線と豊かな緑、温暖な気候に恵まれた保養地として知られています。
日本との関係としては、幕末、勝海舟の指揮する咸臨丸がバレホ市に立ち寄った記録が残っています。
1860年、咸臨丸が太平洋横断に成功した際、最初に艦隊修理のために訪問したのが、当時バレホ市メア・アイランドにあった海軍造船所でした。
勝海舟以下乗組員一同は、20日間に渡ってバレホ市で大歓迎を受け、数々の宴会が催されたのだとか。
これに感謝した勝海舟は、バレホ未亡人協会へ120ドルの寄付をおこなったということです。
明石市とバレホ市は50年以上の姉妹都市関係
明石市とバレホ市は、1968年12月9日に姉妹都市として提携。
以降、文化、スポーツ、教育などさまざまな分野で交流し、両市市民が友情と相互理解を深めてきました。
姉妹都市提携50周年を迎えた平成30年度には、明石市とバレホ市において50周年記念事業が実施され、それにともない平成30年7月13日から17日までの間、バレホ市から親善訪問団として21名が来明。
姉妹都市提携50周年を記念した祝賀会などの行事を開催したほか、両市の高校生によるバスケットボール交流試合、市民ボランティア家庭へのホームステイなどがおこなわれました。
その際、バレホ市から明石市へ「姉妹都市提携50周年記念プレート」が贈られ、明石市からは「姉妹都市提携50周年記念品」を贈呈。
さらに姉妹都市提携50周年記念事業の一環として明石市青少年ジャズダンス訪米団を派遣し、ホームステイやダンス公演などを通じてバレホ市民と交流を深めました。
これまでにバレホ市から明石市に贈られた記念品
金の鍵
1968年に姉妹都市提携を記念して作られ、姉妹都市提携証書とともにバレホ市から贈られました。
ステンドグラス「友情の架け橋」
1988年に姉妹都市提携20周年を記念してバレホ市から贈られ、市役所本庁舎2階市民課窓口前に飾られています。
明石市花「菊」とバレホ市花「ひなげし」が友情の架け橋で結ばれ、天の光に祝福される図案が印象的です。
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明石市の姉妹都市・友好都市とは？②中国 無錫市は友好都市
姉妹都市、アメリカ合衆国カリフォルニア州バレホ市とともに明石市の友好都市となっているのが中国の無錫市です。
明石市と中国の無錫市は1981年に友好都市として提携。
明石市と無錫市のつながりは、1977年に「第一次明石市各界代表友好訪中団」が訪れたことから本格化し、その後も各種団体が相次いで訪中するなど交流を続けて友好都市となりました。
現在では世界中に多くの友好都市をもつ無錫市ですが、なかでも明石市は最初に友好都市提携を結んだ都市として「もっとも古き良き友人」として認識されています。
無錫市から明石市へサージカルマスク2万枚・防護服500着を寄贈
上記のような友好関係から、まず2020年1月、明石市から無錫市へサージカルマスク1万枚と防護服200着を寄贈。
その後、日本でも新型コロナウィルスが蔓延してマスクが手に入りにくくなっていた2020年5月には、そのお礼として無錫市から明石市へ、サージカルマスク2万枚と防護服500着が寄贈されています。
こうしたエピソードにも、両市の揺るぎない友好関係がうかがえますね。
これまでに無錫市から明石市に贈られた主な記念品
「友好の壺」と「友好旗」
「友好の壺」一対は1981年に友好都市提携を記念して贈られたもの。
また両市の末永い友好を誓って「友好旗」を交換しました。
太湖石（たいこせき）
1981年に友好都市提携記念として寄贈されたオブジェは、石ケ谷公園に設置されています。
明錫亭（めいしゃくてい）
1984年に贈られ、石ケ谷公園内に設置された中国風のあずま屋。
明錫亭から梅林越しに眺める明石海峡の景色はひときわ美しく、明石市民憩いの場となっています。
漢白玉石製「鯉」
友好都市提携10周年を記念して、1991年に明石市立文化博物館の敷地内に設置。
漢白玉は古代中国王朝時代より希少な石材として珍重される、中国名石の1つです。
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まとめ
今回は、明石市の姉妹都市・友好都市について主な話題をお伝えしました。
明石市はアメリカ合衆国カリフォルニア州バレホ市と姉妹都市提携を、中国の無錫市と友好都市提携をしているのですね。
明石市とそれぞれの都市との交流を知ると、行ったことのない都市も身近に感じられるから不思議です。
明石市にお住まいの方も、これから住もうと思っている方も、ぜひバレホ市、無錫市について注目してみてはいかがでしょうか。
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