現在お仕事を探しているけど、同時に住まいを探している、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際求職中でありながら、住宅ローンは組めるのかどうか、という解説をしていきます。
知識があるだけでも、選択肢が増えるので覚えておいて損はありません。
注意点などについても解説していきますので、参考にしていただけると幸いです。
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弊社へのお問い合わせはこちら求職中の住宅ローンの審査基準
まず始めに、求職中に住宅ローンを組むことは、基本的にはできません。
借入金額は年収を審査基準としているため、年収がない求職中に住宅ローンを組むことは不可能になります。
厳密には、審査基準は返済額が年収の25%以上にならないか、となっています。
年収以外にも、ご自身の現年齢、健康状態なども条件となります。
もちろん健康状態は良好であることに越したことはありません。
求職中である場合、仕事が見つかった際にはすぐに働ける健康状態であることをアピールしておくとよいと思います。
また、申し込み条件というものがあります。
こちらの申し込み条件に定職についているかなどの項目があるので、もしも収入があったとしても、厳しくなるでしょう。
しかし、求職中での審査を通す方法がまったくないわけではありません。
次の項目では、求職中でも住宅ローンを通す方法を解説します。
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求職中でも住宅ローンを組む方法
求職中でも住宅ローンの審査を通す方法は、不動産担保ローンを活用する方法です
不動産担保ローンとは
不動産担保ローンとはその名のとおり、不動産を担保にお金を借りることができるローンです。
物件を担保に融資を受けることで、用途が住宅関連に限定されます。
仮に返済不能になっても住宅を売却することができるため、金融機関も融資してくれやすくなるのがメリットです。
逆に言えば、住宅を失いたくないという方にはこの点はデメリットになってしまいますので注意して選択する必要があります。
また、不動産担保ローン以外でも、事前に再就職の目処を立てることによって住宅ローンを組みやすくする方法もあります。
リスクも存在する方法なので、最終手段として考えておいてもいい場合もあります。
再就職の目処
もしも現在転職活動中の場合や、すでに他の会社から内定をもらっている場合は、担当者に伝えておきましょう。
場合によっては審査をおこなってくれるケースもあるようです。
また、その際に内定をもらっている会社の推定年収も伝えておくことで、通過確率も大きく変わっていきます。
それが難しい場合は、面接が通過しており、二次面接に進んでいるなど、なるべく好印象を与えるような話をしておくとよいでしょう。
しかし、確実性はないので、過度な期待は禁物です。
ノンバンク系の金融機関を利用する
ノンバンク系の金融機関を利用することで、審査がとおりやすくなります。
何番矩形の金融機関というのは、預金サービスがない金融機関のことで、親戚の不動産を担保に入れられるなど、審査を通過するために便利です。
ただ、ノンバンク系の金融機関を利用すると金利も高くなるので、よく考えたうえでの行動が必要です。
個人で意味が理解できない場合は、弁護士や専門的な知識を持つ人間に相談することも手段のひとつになります。
夫婦合算にする
もしも配偶者がいる場合は、自身の収入と配偶者の収入と合わせることで審査がとおりやすくなります。
配偶者が十分な収入を得ている場合は、名義人を配偶者にするという方法もあります。
配偶者と合算にする場合は、配偶者を連帯保証人にする方法がありますが、もしも離婚などがあった場合に手続きが複雑になるため、慎重に検討する必要があるでしょう。
連帯保証人にすることにリスクを感じる場合は、お互いがお互いの保証人になるという方法もあります。
ペアローンと呼ばれる方法ですが、この方法はお互い同様のリスク、メリットを持つことになるので、リスクを分散したい場合におすすめです。
親子リレー返済
親子リレー返済というのは、親子でひとつの住宅ローンを組み、子どもに返済を引き継ぐ方法のことです。
こうすることによって現在求職中でもローンを組みやすくなります。
ただ、この方法を利用する場合は負担がかかるのは自身のお子さんです。
本人の意思を無視することはできないので、もしも親子リレー返済を利用する際は子どもとの話し合いが必要不可欠になります。
誤解や不仲を生まないように、お互いが納得できる形での利用をおすすめします。
審査基準は会社によってさまざまですが、なるべく収入を得ている、もしくは収入を得る目処が立っていることをアピールすることで、審査基準を満たす場合があります。
なるべく審査に有利になる状況を整えておきましょう。
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求職中に住宅ローンの審査を受けるときの注意点
審査にはいくつかの注意点があります。
ひとつずつチェックしておきましょう。
融資が低くなる
求職中だと、希望借入額よりも融資額が低くなってしまう場合があります。
場合や状況によりますが、その低下額は希望価格の20~50%と言われています。
融資額が低くなる恐れがあると感じた場合は、早めに交渉をおこない、融資額が高くなるようにする必要があります。
融資までの時間が長い
審査が滞りなく進む人であればスムーズに行きますが、審査基準ギリギリの人は、融資までの時間が長くなるという注意点があります。
融資までに時間がかかることが予想された場合は、他に進められる手続きを進めておいて、スムーズに事が運ぶようにしておきましょう。
また、もしも融資が通らなかったときのことなども考えて、2手3手先の行動についても考えておくとその先の行動が取りやすいです。
事前準備を入念におこなった上で行動に移しましょう。
救済措置がない場合がある
正社員などの場合、返済中のリストラなど、不意の事態が起きたときに救済措置を取ってくれる場合があります。
求職中の場合は、その救済措置がない場合があるという注意点があります。
基本的に、それなりのリスクがあると認識されています。
そのリスクを把握したうえでローンを組もうとしているので、救済措置がなくても仕方がないと考えられているようです。
リスクがあることをしっかり把握したうえでおこないましょう。
新居を失うリスク
せっかく苦労をしてローンを組んだとしても、新居をすぐに失ってしまうリスクがあります。
苦労してローンを組んだということは、返済にも苦労をする可能性があるでしょう。
もしも返済が滞り、返済能力がなくなったと判断された場合は、新居を競売に出して、そのお金で残債を回収されるという注意点があります。
ローンを組むことに無理は生じていないか、もう一度よく考えたうえでローンを組んだ方がいいでしょう。
連帯保証人が必要な場合がある
依頼者の状況によっては、連帯保証人を立てることを求められるという注意点があります。
返済能力がなくなった場合には保証人にも返済の責任が発生するので、誰を保証人にするかは慎重に検討しなければなりません。
また、連帯保証人にも審査がおこなわれるので、対象者が審査落ちしてしまった場合にはローンを組むことができないことも覚えておく必要があります。
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まとめ
ここまで、求職中の住宅ローンの審査基準やローンを組む方法から注意点まで説明してきました。
求職中という状況は何かとハンデやリスクがある状況と言わざるを得ません。
それでも住宅ローンを組みたい、組まなければならない状況であれば、念入りに調べた上でおこなうことが重要です。
自身のリスク許容度と照らし合わせ、審査を進めていきましょう。
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