先が見えない時代だからこそ、しっかりとした住宅をかまえて家での時間を大切にしたい、という考えの人は多いです。
住宅を購入しようと思ったとき、住宅ローンの審査を無事通過してローンが組めるのかは、そんなときに気になるポイントです。
公務員は住宅ローン審査に通りやすいと言われているその理由や、公務員でもローン審査に落ちてしまうときに考えられる原因や、公務員だからこそ加入できる共済住宅ローンについてご説明します。
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弊社へのお問い合わせはこちら公務員が住宅ローン審査や金利に有利な理由
住宅ローン審査は勤務先の状況や勤続年数など、さまざまなことを厳しい目でみられます。
また、審査の結果によって金利が決まり、それによって住宅ローンで支払う総額は大きく変わってきます。
審査にすんなり通り、低い金利で契約したい住宅ローンですが、公務員という職業は住宅ローンの審査では有利だと言われています。
なぜ公務員が住宅ローンの審査や金利で優遇されすいのかを3点解説します。
雇用が安定している
自分で退職しようと決めて退職しない限り、公務員は失業のリスクはほとんどありません。
もちろん何か重大な事件を起こしてしまったりした場合は別ですが、真面目に働いているほとんどの方にはその心配はないでしょう。
公務員は一般企業に比べて福利厚生も充実しており、介護や出産、病気やケガなどで働けなくなった場合、最長3年間の休業が保証されています。
多くの一般企業での休業保証は1年程度のところが多いので、いかに公務員が恵まれているかがわかるでしょう。
公務員の場合、ある日突然職を失ってしまい住宅ローンが払えなくなる、という危険性はほぼ無く、雇用が安定していることから住宅ローン審査に有利と言われています。
収入が安定している
公務員は一般企業の社員と違い、収入が世間の景気に大きく左右されません。
公務員の給与は、民間企業に正規雇用されている社員の平均給与を参考に決められているため、給与水準も日本全体から考えると高い位置にあります。
住宅ローンを組むにあたってはボーナス払いを検討する人も多いですが、民間企業では景気によってボーナス全額カットもありえます。
それに対して公務員の場合、大きな景気変動があってボーナスを少し減額されることはあっても全額カットはありません。
ボーナスを含めた収入が一般企業より安定していることからも、公務員は住宅ローン審査では有利です。
退職金が安定している
このご時世、民間企業では退職金がどうなるかハッキリしない企業も多いでしょう。
しかし公務員は法律で退職金が規定されており、2,000万円もらえることが決まっています。
そのため、定年時に住宅ローンが残っていたとしても、退職金を使っての一括返済も見込めます。
高額な退職金が約束されているので、安心して住宅ローンを組めるようになっています。
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公務員でも住宅ローンの審査に通らない?その原因
このように公務員は住宅ローンの審査において有利な立場にありますが、そんな公務員でも住宅ローン審査に通らないこともあります。
それには主に3つの原因が考えられます。
支払い延滞の記録がある
クレジットカードや携帯電話の支払いなど、引き落としされる口座にお金が入っていなくて何度も支払いを延滞してしまっている場合は要注意です。
支払いがきちんとされていないと、個人の信用情報に悪いデータとして記録されてしまい、住宅ローン審査に悪影響が出て通らないこともあります。
たとえうっかり忘れていただけだったとしても、それは住宅ローン審査には響いてしまいますので、日ごろから無理な買い物をしていないか、引き落とし口座にお金が入っているかをしっかり確認しておきしょう。
健康上の問題がある
住宅ローンを組むときには、団体信用生命保険(団信)というものに加入する義務があります。
これは住宅ローン支払い者に万が一のことがあった場合、住宅ローンを団信が払ってくれる保険です。
そのため、近いうちに手術や長期間の投薬があった場合など、健康面で不安がある場合は団信に加入できず、それにより住宅ローンの審査が通らないこともあります。
その場合は、団信の加入を必須条件としていない「フラット35」など、別の住宅ローンを検討するといいでしょう。
購入予定の物件に問題がある
住宅ローンの審査が通らない理由として、住宅ローン申し込み者に問題がなくても購入予定の物件に何か問題があるという、めずらしいケースもあります。
新築の物件より、中古の物件で起こる可能性が高い問題です。
その例としては、建築基準法に違反していることや、法務局への登記をきちんとしていないことなどがあげられます。
借入額が高すぎる
いくら公務員は住宅ローン審査に有利だと言っても、返せない額を借りることはできません。
何も問題がないはずなのに審査に落ちてしまった、というときは、収入と借入額のバランスが悪かったのかもしれません。
収入から考えて高すぎる住宅ローンを組んでしまうと、もし借りられたとしても返済が大変で生活が苦しくなってしまいます。
住宅ローン借入額が収入に見合っているかどうか、じっくり検討しましょう。
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公務員の特権「共済住宅ローン」で審査を通す
共済住宅ローンという、公務員しか組むことのできない特殊な住宅ローンがあります。
これは民間の住宅ローンとはちがう点が多く、メリットとデメリットがあります。
住宅ローンを選ぶ際には、民間のものにするか、共済住宅ローンにするかも検討してみてください。
共済住宅ローンのメリット
共済住宅ローンは公務員の定年退職金を担保としているので、その分連帯保証人や抵当権の設定をする必要がなく、保証料の支払いもいらない、というのが最大のメリットです。
抵当権の設定がない、ということは、たとえ支払いが滞ったとしても住宅を差し押さえられる心配をしなくてもいい、ということです。
さらに、何か災害に見舞われてしまったときの追加融資も可能となっており、万が一のときにも心強い制度です。
また、共済住宅ローンは民間の住宅ローンに比べると審査も通りやすくなっています。
共済住宅ローンのデメリット
共済住宅ローンはメリットが多く魅力的に思えますが、実はデメリットもあります。
まず、共済の貸付限度額は民間の住宅ローンと比べると低めです。
しかも共済の審査は民間のものと違い退職金を担保としている分、勤続年数によって判断されます。
共済住宅ローンでは勤続年数が低いほど貸付限度額も低くなっており、若い人や転職したての人には不利になっています。
さらに、金利も民間のものと比べると高めで、住宅ローンの支払い総額は共済のほうが高くなってしまいがちです。
また、貸付申し込みしてから実際に貸付されるまで1か月かかってしまいますので、民間の住宅ローンより申し込んでから貸付されるまでの期間が長いです。
もしその月の申し込み期限に間に合わなかったときは、貸付まで2か月かかってしまう計算になります。
このように、共済住宅ローンはメリットだけでなくデメリットもあり、民間の住宅ローンにするか共済住宅ローンにするかは深く検討するといいでしょう。
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まとめ
公務員は住宅ローン審査において、さまざまな条件の安定性から有利な立場です。
しかしそれでも審査に通らないこともありますので、ご自身の日々の支払い履歴や健康状態など、チェックしてみてくださいね。
公務員は民間の住宅ローンの他にも共済住宅ローンという選択肢もありますので、どちらが合っているかを見極めてお申し込みください。
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