夫婦で協力し合ってマイホームを購入するとき、共働きで夫婦どちらにも収入がある場合はどんな住宅ローンを選べばよいか迷いますよね。
そこで今回は夫婦で住宅ローンを組んでマイホームを購入しようとお考えの方に向け、単独ローンについてご紹介。
夫婦で利用する住宅ローンのなかでもスタンダードな方法といわれる単独ローンですが、そもそも単独ローンとはどんなものか、またメリット・デメリットはどんなものがあるのかまとめてみました。
今まさに迷っているご夫婦はもちろん、将来マイホームを購入しようと思っている方も住宅ローンの基礎知識としてぜひご一読ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら住宅ローンのスタンダード!単独ローンとはどんなもの?
マイホームを購入するときは、土地を探したり物件を探したり、引越しの準備をしたり…さまざまな必須事項がありますよね。
住宅ローンの組み方を選ぶことも、そうした必須事項の1つ。
夫婦で協力し合ってマイホームを購入する場合、住宅ローンの組み方は、おもに以下のような3つの選択肢があげられます。
●単独ローン
●ペアローン
●連帯債務または連帯保証
今回ピックアップする単独ローンは、夫婦で住宅を購入する際に検討するべき上記のよう住宅ローンの組み方のなかでも、もっともスタンダードな方法。
単独ローンとは、その名のとおり夫婦のうちどちらか一方が単独名義で申し込む住宅ローンのことを指しています。
世帯の収入が夫または妻のみの場合は、当然、住宅ローンの名義もどちらか一方の単独ローンになりますが、夫婦共働きでどちらにも収入があると、単独ローン以外にも選択肢が増えるということなのですね。
最近はとくに女性の社会進出がめざましく、それぞれの夫婦によって事情も異なるため住宅ローンの組み方も多様化しているようです。
とはいえ住宅ローンの選択肢のなかでは、依然として単独ローンがもっともスタンダードな方法なのは現在も変わりありません。
単独ローン以外の住宅ローンの選択肢とは?
上記のように、単独ローンは夫婦で組む住宅ローンのなかでももっともスタンダードな方法ですが、そのほかの選択肢となる2つの方法の内容も簡単に確認しておきましょう。
夫婦それぞれが個別に住宅ローンを組むペアローン
ペアローンとは、夫婦それぞれが自身の収入に応じて住宅ローンを組むものです。
ペアローンを選択すると、1つのマイホームに2つの住宅ローンが存在することとなり、単独ローンより借り入れ額を増やせるメリットがあります。
一方デメリットとしては、夫婦どちらかの収入が減った場合にリスクが高いこと、手続きの手間が2倍になるなどがあげられます。
夫婦の収入を合算して住宅ローンを組む連帯債務・連帯保証
連帯債務や連帯保証による住宅ローンは、ともに夫婦の収入を合算した世帯収入をもとに借り入れ額を算出するもの。
連帯債務はおもに「借り入れ額を増やしたい」「名義を夫婦共有にしたい」という場合などに選択されます。
連帯保証は夫または妻どちらか一方の収入ではローン審査が通らない場合や、将来、夫婦のどちらかが正社員でなくなる可能性がある場合などに選択されているようです。
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住宅ローンのスタンダード!単独ローンのメリットとは?
住宅ローンのなかでもスタンダードな方法といえる単独ローンの概要がわかったところで、ここでは単独ローンのメリットを具体的にあげてみましょう。
単独ローンのメリット①借り入れの手続きが簡単
単独ローンは、ほかの2つの方法に比べて手続きがシンプルで諸費用も最低限で済むのがメリット。
自分の都合に合わせて単独で返せる金額を借り、住宅ローンを組むだけ!
ただでさえ必要書類を揃えるなど、さまざまな必須事項があるマイホーム購入時、債務割引や団体信用生命保険の付保割引などを決める必要がないのは、意外に助かるポイントです。
単独ローンのメリット②万一のときも安心
単独で住宅ローンを借りた夫または妻が死亡したり、重度の障害を負ってしまったりした場合、団体信用生命保険によって残債が免除されます。
たとえば夫が組んだ単独ローンを返済中に、万一、本人が死亡してしまったら、たとえ妻に収入があったとしても住宅ローンの返済が引き継がれることはありません。
夫は妻や子どもにマイホームを財産として遺せますし、マイホームのローン返済がなくなれば、妻や子どものその後の暮らしの心配も軽減されます。
単独ローンのメリット③配偶者の収入が減っても低リスク
単独ローンでは、借り入れした本人のみに返済義務があるため、返済義務を負わない配偶者の収入が突然断たれたとしても影響は最小限。
夫婦とも返済義務を負う、ほかの2つの方法に比べて退職や出産・子育てによる休業などがあっても、リスクが抑えられるのはメリットでしょう。
単独ローンのメリット④離婚時の手続きが簡単
単独ローンの場合、ローン返済中にもしも離婚することになった場合でも、借り入れた本人がそのままローンを返していけば何の問題もありません。
こちらも夫婦の収入を合算して住宅ローンを借りるほかの2つの場合に比べ、手続きが簡単かつスムーズに終えられるのがメリットといえます。
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住宅ローンのスタンダード!単独ローンのデメリットとは?
上記のようなメリットがある単独ローンですが、注意するべきデメリットもあるのでしっかり確認しておきましょう。
単独ローンのデメリット①借り入れできる金額が限られる
住宅ローンで借り入れできる金額は、借りる人の収入に応じて決められます。
夫婦どちらか一方の収入で住宅ローンを組む単独ローンでは、ほかの2つの方法に比べて借り入れできる金額が少なくなるのがデメリット。
購入を希望する物件の価格によって単独ローンの借り入れ額では購入できないこともあるので、購入する物件のランクを落として、借り入れできる範囲内で物件を探すことになります。
ただし単独ローンでも、頭金を十分用意できていれば借り入れ額に限度があっても問題ないでしょう。
またそもそも希望物件が単独ローンの上限額で購入できる場合なら、このデメリットはとくに気にする必要はありません。
単独ローンのデメリット②住宅ローンの控除額が限られる
住宅ローンを組むと、一定期間、ローン残債の額に応じて所得税や住民税が軽減される減税制度は、マイホームを購入するならぜひ活用したいもの。
ただし減税制度は債務者のみに適用されるため、単独ローンでは夫妻どちらか一方しか減税の恩恵は受けられません。
夫婦それぞれが住宅ローンを組むペアローンや夫婦2人で返済義務を負う連帯債務の場合より、節税効果が下がるのはデメリットといえるでしょう。
ただしその他の2つの方法より節税効果が下がっても、返済リスクが抑えられるメリットのほうが重要と感じれば、単独ローンを選択するのも一案。
節税効果の大小も、それぞれの状況や事情によって検討材料とするとよいでしょう。
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まとめ
夫婦で利用できる住宅ローンには、おもに3つの選択肢があるようですね。
単独ローンとは、そのなかでも多くの方が選択しているスタンダードな方法。
単独ローンには各種手続きが簡単なことなどメリットがたくさんありますが、借り入れ額が限られたり節税効果が下がったりするなどデメリットもあるので、夫婦でよく検討する必要がありそうです。
いずれにしても夫婦で住宅ローンを組む場合は、現在の収入状況だけでなく将来のライフプランもしっかり組み込んで計画を立てることが大切。
まずは住宅ローンのスタンダードといわれる単独ローンが自分たちに合っているかどうか確認してから、その他の方法を検討してみるのもいいかもしれませんよ。
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