いざ住宅ローンの融資を受ける決心をした際に、どの金融機関がお得で使いやすいのか、悩みどころだと思います。
それぞれの銀行で金利や審査の通りやすさが異なるため、先に特徴を知っておくことで自分にあった金融機関を探しやすくなるでしょう。
今回は、よく使われる都市銀行・ネット銀行・フラット35の特徴やメリット・デメリットをご紹介いたします。
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弊社へのお問い合わせはこちら住宅ローンで利用できる金融機関の特徴~都市銀行~
都市銀行(メガバンク)とは、みずほ銀行や三井住友銀行など全国に支店をもつ、いわゆる大規模な銀行を指します。
都市銀行は日本だけでなく海外の拠点も多くあり、さまざまな大手企業への融資をおこないます。
住宅ローンに関しては意外にも金利が安く、マニュアル化が徹底されているためか手続きやローン審査もスムーズに済ませられる点が大きな特徴です。
都市銀行のメリット
都市銀行のメリットは、資金力の面で信用度が高く、対面やオンラインでの相談環境が整っていること。
店舗が全国にあり気軽に相談できるのは大きなメリットであり、住宅ローンについて詳しい知識がなくても専門家に細かく質問しながら計画を進められます。
銀行が倒産してしまう可能性も低く、生命保険や給付金などオプションが豊富でプランの選択肢が多いのも、大手ならではの特徴です。
ATMの振り込み手数料が無料になったり、リフォームローンの優遇を受けられるなど、嬉しいサービスが付帯する都市銀行も多くあります。
都市銀行のデメリット
都市銀行のローン審査は少々厳しく、審査金利も高めの傾向にあり、収入が安定している方でないと審査が通りにくいことが大きなデメリットです。
審査は厳しいですが、その分高額な融資が受けられる可能性も高く、ローン金額によって金融機関を使い分ける方法もあります。
また、全国に支店がある都市銀行と言っても、店舗が多いのは主に都心部。
ローン振り込みはATMでも可能ですが、店舗が見つかりにくい郊外の場合は、地域に根付いた「地方銀行」もおすすめです。
都市銀行と地方銀行のちがい
地方銀行とは、都心ではなく各県や地方に本社を構える銀行であり、都市銀行よりも地域に根付いている点が特徴です。
都市銀行との大きなちがいはローン審査の難易度と資金力であり、地方銀行は比較的審査が通りやすく、フリーランスの方でも一定の収入があれば問題なく申し込めます。
ただ、リスクヘッジのためどうしても金利や手数料が高くなる傾向にあるのはデメリットの一つ。
地方銀行も住宅ローン相談カウンターがある店舗が多く、実際その土地で家を買うなら融通が利くこともあり、細かいアドバイスや質問したい方にはおすすめです。
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住宅ローンで利用できる金融機関の特徴~ネット銀行~
近年勢いをのばしつつあるのは、オンライン上で申し込みから手続き、融資までを完結できる「ネット銀行」の住宅ローン借り入れです。
民間のネット銀行は、それぞれの持つ個性が色濃く出ます。
保証料が無料な銀行もあれば、手数料が都市・地方銀行より割高な銀行もあるため、申し込み後に後悔しないよう詳しいプランや口コミなど下調べが重要です。
住宅ローンのことを詳しく調べられて、自分の場合どの銀行を利用すれば一番お得かわかっている方にとっては非常に使いやすいでしょう。
ネット銀行のメリット
ネット銀行は人件費や店舗の運営費用などが抑えられるため、金利の安さは業界一と言えます。
金利以外の大きなメリットとしては、銀行の営業時間内に相談に行けなかったりどうしてもまとまった時間が取れない方でも、スマホ1つあれば融資まで完結すること。
ネット銀行でも団体信用生命保険(団信)のプランが充実しているところは多く、その点も自分にあった金融機関を選ぶ重要なポイントとなるでしょう。
しかし、最近は都市銀行でもネット完結型住宅ローンが増えて、担当者がサポートしながら申し込みを進められるため、時間が取れない方でも店舗のないネット銀行以外の選択肢が増えつつあります。
ネット銀行のデメリット
金利が安いことが最大のメリットとも言えるネット銀行ですが、実は審査が少々通りにくく、誰でも申し込めるとは限りません。
それに加えて審査期間も長いため、早急に手続きを済ませたい方にとっては向いていないのです。
ネット銀行は店舗を構えない企業がほとんどで、その場合ローンの相談や詳しい質問はすべてオンライン上でおこなうため、細かいことを聞きそびれる可能性も考えられます。
地方銀行でよく見られる対応で、審査に通らなかった際の融資額の減額や高めの金利で申し込むなどの柔軟な手続きもなく、冷たいと思われる方もいると思います。
また、金利が低くても手数料や団信など諸費用を総合すると、都市・地方銀行より支払総額が高くなるケースもあるため、ネット銀行は専任の担当に頼らず自分の目で見極められる方におすすめです。
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住宅ローンで利用できる金融機関の特徴~フラット35~
住宅ローンの融資に関してよく名前を聞く「フラット35」ですが、これは銀行や住宅ローン専門の金融機関と住宅金融支援機構が共同で融資するローンの種類です。
どの銀行でも取り扱っているわけではなく、提携している金融機関でのみ利用できます。
フラット35を利用した際の金利や諸費用は銀行によって大きく変わり、プランによっては団信不加入で融資を受けられる銀行もあるため、その点では自由度が高いとも言えるでしょう。
フラット35のメリット
最長で35年のローンが組めることが特徴ですが、フラット35の大きなメリットは市場に流されず、融資後は金利が常に一定であること。
総額がわかりやすいため返済計画が立てやすく、ほかの住宅ローンで起こりうる金利上昇の不安がないことがメリットです。
もう一つのメリットは審査の通りやすさで、ほかの銀行で断られてもフラット35なら融資が通ったという方も少なくありません。
また、金利の変動がない分実行金利での審査となり、強気な借入金額でも比較的緩やかに通ります。
フラット35のデメリット
メリットを見ると良いところ満載のフラット35ですが、デメリットとして金利が少し高めなことが挙げられます。
フラット35の金利は下限と上限が決まっており、その範囲で各金融機関が設定しますが、金利だけでなく諸費用や付帯のサービスもそれぞれ異なります。
一定の金利で計画を立てやすくても、オプションや借り入れ年数によっては支払総額が思ったより高くなってしまうこともあるため、申し込み前に金利と諸費用を足したおおよその金額を確認しておきましょう。
フラット35でよく見る「買取型」と「保証型」
フラット35の買取型と保証型は、融資の仕組みで分けられます。
買取型では最初に金融機関が融資して、その後住宅金融支援機構が住宅ローンを買い取ります。
保証型は、金融機関のローンに住宅金融支援機構が保険を付帯させる形式となり、返済不可となった場合は住宅金融支援機構が保険金を支払う仕組みとなっています。
現在は買取型が一般的ですが、保証型は金利が低めに設定されていることが多く、できるだけ総額を減らしたい際には積極的に探したい種類です。
ただし条件として、ある程度資金を用意できることが挙げられますので、物件価格の20~40%程度が前金で支払えるならばぜひご活用ください。
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まとめ
住宅ローンの融資については、各金融機関で金利や審査、付帯するサービスなどが大きく異なります。
審査に自信があるなら都市銀行、自分で住宅ローンに関する知識やお得なプランの見極め方がわかるならネット銀行、収入が不安定で固定金利希望ならフラット35がおすすめです。
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