戸建て住宅を新しく購入する方のなかで、間取りに客間を設けるべきかどうか悩んでいる、という声があります。
特に近年、住宅に大人数で集まる機会は減少傾向にあり、仲のいい友達しか来ないから、人が泊まる予定もないから、というように客間は不要であると考えている方も少なくありません。
そこで今回は、住まいを新しく購入する方に向けて、客間を設けることのメリットとデメリットについてご紹介します。
間取りに客間は必要?戸建てで客間を設けるメリットとは
そもそも客間はこれまで、来客を気軽に招くことができる、仏間として活用できる、節句の飾りを出すスペースなどとして使用されてきました。
現在にも同様のメリットがありますが、そのほかにも客間を設置することで次のようなメリットがあります。
プライバシーを確保した空間
掃除していなかった、あまり見られたくないものがある、などの場合は、客間があることでプライバシーを確保しながら来客を招き入れることが可能です。
子どものおむつ替えやあそび場にも
新生児を連れた来客や、また家族に子どもがいる場合、おむつ替えや授乳、あそび場としても有効です。
特に畳のある和室であれば、気軽に横になることもできるので、お昼寝のスペースとしても使用できます。
客間以外の使い道も
たとえば友人やご両親、親戚などが訪ねてきた際に、寝室として活用ができるでしょう。
ほかにも、家族がインフルエンザなどの感染症になってしまった際、隔離するための病室としても使用できます。
戸建て住宅の間取りに客間を設けるデメリット
戸建て住宅をもつ場合、客間があるということは部屋が一つ多くなるということなので、土地代や建築費用など、住まいの購入にかかる費用が増えてしまうというデメリットがあります。
また、土地や間取りのプランが決まっているところに客間を設置しようとすると、他の部屋や収納スペースの面積を圧迫することにもつながってしまいます。
さらに近年、なかには節句飾りを出さない、友人や親族と会う時は外食にしているなど、客間を客間として活用する機会が少なくせっかくあっても使わない、という家庭も少なくありません。
客間を使う機会があるかどうか、間取りに客間を設ける前に一度検討することをおすすめします。
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まとめ
今回は、住まいを新しく購入する方に向けて、客間を設けることのメリットとデメリットについてご紹介しました。
近年では、間取りに独立した客間は設けず、リビングの一角に畳を敷くことで客間として活用しているというケースもあります。
家族にあった住まいになるように、土地の広さや費用、使用する可能性があるかどうかなどを踏まえ、一度客間の在り方を検討してみることをおすすめします。
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