一戸建てなどの建物には、天井裏に点検口がもうけられています。
住宅のメンテナンスに欠かせないもので、一戸建てを購入する際もしっかりチェックしておきたい箇所です。
そこで一戸建てにある天井裏の点検口とは何か、役割やチェックすべきポイントとともにご紹介します。
一戸建てにある天井裏の点検口とは?
一戸建てにおける点検口とは、天井裏や床下にある配管などを点検する際の出入口として使用されるものです。
たとえばユニットバスのでは、天井裏にある換気扇の点検・メンテナンスのために設置されています。
また床下に設けられていることもあり、キッチンでは床下収納庫を取り外すと床下につながっているのが一般的です。
一戸建てにおける天井裏の点検口の役割
一戸建ての点検口には、建物の点検やメンテナンスをするための役割があります。
ホームインスペクションや耐震診断も点検口からおこないますから、新築一戸建てを購入する際にも重要な構造です。
また天井裏では雨漏りなどのメンテナンスも必要になるため、暮らし始めてからも定期的にチェックするようにしましょう。
新築一戸建てを購入する際のポイント
新築一戸建てを購入するときも、点検口から天井裏や床下をチェックしておきましょう。
たとえば梁や柱の状況や、断熱材がきちんと設置されているかどうかなどを確認できます。
特に建売住宅のように建設過程を見られない建物については、天井裏や床下の状態も確認するのが物件選びのポイントです。
リフォームのときに使用することがある
一戸建てを購入後にリフォームをしたいときも、天井裏の点検口は役に立ちます。
たとえば照明を増設したり、リビングの天井にスピーカーを設置したりするときは、点検口から工事をすることになるでしょう。
希望通りの場所に照明やスピーカーを設置できるかどうかも、天井裏の状況確認が欠かせません。
フラット35を利用するなら点検口が必須
物件によっては、点検口が存在しないケースがあります。
住宅メンテナンスの役割を果たすものなので、天井や床下への出入口がない建物は点検やメンテナンスのしづらい家だと考えたほうがよいでしょう。
さらにフラット35の基準を満たさないため、住宅ローンを組んで購入予定の方は注意してください。
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まとめ
一戸建てにおける、天井裏の点検口とは何かについて解説しました。
住宅のメンテナンスやトラブル対策で利用するものなので、建物のどこにあるのかあらかじめ確認しておきましょう。
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