「何十年もローンを払いたくない」という思いで、中古マンションを現金購入する方も増えています。
今回こちらの記事では、中古マンション購入を検討されている方に向けて、一括購入のメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。
中古マンションを一括購入するメリットとは?
まずは中古マンション一括購入の、メリットについてご説明していきましょう。
①住宅ローンの金利が発生しない
住宅ローン金利は借入金額に応じて支払う利息で、完済まで支払いが必要になるものです。
②ローンの保証料の支払いも発生しない
これは住宅ローンの返済が滞った場合に、保証会社に建て替えてもらう費用です。
③手続き時に必要なさまざまな支払いも、免除になる
たとえば事務手数料(融資手数料)や、印紙代、登記費用などの支払いが一括購入では必要ありません。
④ローンの審査が不要になり、時間と労力が節約できる
審査が必要ないので、スピーディな契約が可能です。
⑤早く物件を売りたい売主にとって喜ばれることが多くなる
それにより値引き交渉できる可能性があるのも、メリットになりそうです。
ただし購入検討者が何人かいる場合や、売りに出したばかりの場合は応じてもらえないこともあるでしょう。
中古マンションを一括購入するデメリットとは?
次に、中古マンション一括購入のデメリットについてご説明していきます。
①大きな金額の買い物になるので、手元からお金が減る
マンションを購入した後にも、固定資産税や修繕積立金など毎月かかるお金もあるため、生活に必要なお金は残しておく必要がありそうです。
現在の収支に加えて、何十年か先まで見据えた資金計画が必要になるでしょう。
②住宅ローンの減税制度の利用ができない
住宅ローンを組んだ場合には、毎月のローン残積に応じた控除があり、毎年最大40万円まで受けられます。
これによりローンを組むことで必要になるコストを、カバーできる場合もあるでしょう。
③団体信用生命保険に加入できない
これは契約者が亡くなったり、高度障害になったりした際にローンの残りを保険金から支払うというものです。
何かあったときに備える方法として、あえてローンを組み手元にお金を残す方法もあります。
④税務署からの調査が来ることがある
資金の調達方法などをヒアリングするためにおこなうものです。
基本的には正しく税務手続きをしていれば、問題ありません。
まとめ
以上、中古マンションを一括購入するメリット・デメリットについてご紹介しました。
マンションを現金購入することは、ご紹介した通りもちろんよい面もありますが、同時に手元から一気に資金がなくなってしまうということでもあります。
長期的な視点で計画し、検討してみましょう。
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