このページをご覧になっているみなさまは、きっと「ピロティ」の意味がわからなくて調べたらたどり着いたのではないでしょうか?
ピロティは日本の風土にも合うので、新築で一戸建てを建てるならぜひ取り入れていただきたい建築様式です。
そこで今回は新築一戸建ての購入をご検討されている方に向けて、ピロティとはどのような建築様式なのかをご説明いたします!
新築の一戸建てに取り入れたいピロティとは
ピロティとは2階建て以上の一戸建ての1階部分に壁がなく、柱だけで支えている建築様式のことをいいます。
フランスで活躍した建築家であるル・コルビュジエが世界に広め、今では近代住宅のひとつとして日本でも認知されています。
新築の一戸建てにピロティを取り入れるメリットは?
では新築で一戸建てを建てる際、ピロティを取り入れるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
<津波や台風に強い>
まずは災害に強い点がメリットとして挙げられます。
1階部分に壁がないと津波が襲ってきたときに水の通り道ができ、建物が流れてしまう可能性も低くなります。
事実東日本大震災が発生した際も、多くのピロティ建築が残り、水害に強い建物であると評価されました。
また風通しも良いので台風にも強く、生活スペースまで浸水する可能性も低くなります。
このようなことから、自然災害の多い日本の風土に合った建築様式だといえますね。
<駐車場や遊び場として利用できる>
一般的には駐車場として利用される方が多く、雨や風を心配する必要がなく複数台車を置けるのがメリットです。
また広いスペースを利用して子どもの遊び場とし、のびのびと育てられるのも魅力!
家にいながらにして天候を気にせず外遊びができるので、安全ですね。
休日にはバーベキューなどのホームパーティーも開催できるなど、ご家庭や趣味に合わせてさまざまな活用方法ができます。
<容積率に影響しない>
住宅には敷地に対して延床面積の割合が定められており、この割合を超える建物は建てられません。
建物内に車の駐車スペースを確保するビルトインガレージは、延床面積の5分の1までの広さであれば容積率に影響しませんが、それを超えると容積率に含めなければなりません。
一方ピロティであれば広さに関係なく容積率の計算に影響しないので、複数台車を置きたい方はこちらのほうがオススメです。
まとめ
今回は新築一戸建ての購入をご検討されている方に向けて、ピロティとはどのような建築様式なのかをご説明いたしました。
居住スペースを広くとれるのが魅力であり、オシャレなだけでなく機能面でも優れた建築様式なので、ぜひご検討ください!
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