一戸建てが2階建て以上の場合に設置する階段には、種類があることをご存じでしょうか?
実は階段を家のどこに設置するかによって、メリットやデメリットが違ってきます。
この記事では、一戸建てに設置する階段の種類や、間取りとの関係などをご紹介します。
一戸建ての間取りで階段を設置する位置はどこがある?
一戸建ての階段の場所を考えるときには、候補が3つ考えられます。
1つ目は壁に沿っているよく見るタイプの階段で、2つ目は一戸建ての中央、主にリビングなどにある階段、そして3つ目が建物の隅に設置する階段です。
また階段には、4つの種類があります。
1つ目は1階から2階まで踊り場がなくまっすぐに上がっていく「直線階段」で、2つ目が途中でアルファベットのL字の形に折れ曲がっている「折れ階段」です。
そして3つ目が踊り場でUの字に折り返す「折り返し階段」、最後の4つ目が支柱を中心に回転するように上がっていく「らせん階段」です。
このような階段の位置や種類をどう組み合わせるのかによって、一戸建てを個性的に演出することが可能になります。
一戸建ての階段の種類や間取りによるメリットやデメリットはある?
それでは、家のなかで階段を設置する位置や種類ごとの、メリットやデメリットを確認しておきましょう。
まず階段の位置によるメリットとしては、家の壁に沿って設置すると見た目に安心感があり、さらに細長い土地に家を建てる場合には、空間にムダを生み出さない効果があります。
一方リビングに階段を配置すると、家族のコミュニケーションが取りやすくなるのがメリットでしょう。
家の隅に階段を配置した場合には、すっきりした雰囲気を出すことができほか、階段下に収納を設けて活用することも可能になります。
次に階段の種類ごとに考えると、踊り場がない直線階段は、広い面積を必要としないことが大きなメリットです。
しかし途中に踊り場がないため転落したときに危険であることや、傾斜が急になってしまうデメリットがあります。
折れ階段の場合は、踊り場があるため階段の上から落ちてしまっても危険が少ないといえますが、踊り場を設けるためにスペースが必要になることがデメリットです。
折り返し階段も踊り場があるため、危険が少ない点は折れ階段と同じですが、さらに広いスペースを必要としてしまいます。
最後にらせん階段は、階段のなかでもっとも場所を取らずに設置できるのが利点です。
ただし踏み面がすべて三角形に近い形となるため、一般的な階段よりも上り下りに注意する必要があるでしょう。
まとめ
一戸建てに階段を設置するときには、設置する場所や種類を間取りとあわせて考える必要があります。
どんな階段を選ぶのかによって家の印象も大きく変わるため、間取りを見ながらじっくり検討するようにしてください。
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