中古マンションを購入するときに、火災保険にはいつ入ったらよいのか悩む方が多いようです。
また売却時に火災保険を解約するのにも、よいタイミングはあるのでしょうか?
この記事では、中古マンションの火災保険に加入や解約をする際の、おすすめのタイミングをご紹介します。
中古マンション購入時に火災保険へ加入するおすすめのタイミング
中古マンションの購入時には、引き渡しの日に火災保険の補償がスタートするように手続きするのがおすすめです。
もし加入が遅れて引き渡しの日に補償を開始できないと、万一、火災が起こったときになんの補償も受けられません。
火を使わなければ大丈夫と思うかもしれませんが、火災保険は天災による被害を補償しているものもあります。
引き渡し日に補償が開始されれば、いつ発生するかわからない災害におびえて暮らす必要もありません。
また火災保険はインターネットから申し込むと、保険会社によっては手続き日から4営業日後の翌日には補償が開始されるそうです。
しかし引き渡し日に近づいてから慌てて申し込もうとすると、ほかの火災保険と比較検討する余裕がないことが多いでしょう。
補償の内容や保険料をしっかり比較してから加入するためには、引き渡し日の1カ月半〜2カ月前くらいには検討を始め、補償開始日を引き渡し日に設定したうえで早めに加入しておくのがおすすめです。
中古マンション売却時に火災保険を解約するおすすめのタイミング
それでは中古マンションの売却時には、どのタイミングで火災保険を解約すればよいのでしょうか。
解約を考えるタイミングとしては、「自分が家を出たとき」「売買契約が成立したとき」「家を引き渡したとき」の3つが考えられます。
火災保険は解約すると月割りで保険料が戻ってくるため、家を出たら早く解約したくなるものですが、購入時と同じく火災を含む災害はいつ起きるかわかりません。
家を出てすぐ解約してしまった場合、引き渡しが済んでいなければ売主が修繕などを行う必要があります。
火災保険が継続していれば補償されますが、解約してしまった場合はすべて自己負担しなければなりません。
ですから中古マンションの売却時には、買主にカギを渡して引き渡しが完了してから火災保険を解約するようにしてください。
まとめ
火災保険は火災だけではなく予期せぬ自然災害も対象になるため、購入した中古マンションの引き渡しを受ける日から、売却で引き渡しをする日まで、万一に備えてしっかりかけておくと安心です。
火災保険で気になることがある場合には、中古マンションの売買でお世話になる不動産会社にぜひご相談ください。
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