一戸建てを購入するときには「頭金」が必要だと言われていますが、実際にどれくらいの金額を用意したらよいのか気になりませんか?
また住宅を購入するときに最初に払うお金としては「手付金」もありますが、頭金とは一体なにが違うのでしょうか。
今回は一戸建ての購入を検討するときに気になる「頭金」について、相場も含めてご紹介します。
一戸建てを購入するときの頭金と手付金に違いはあるの?
一戸建てを買うときに最初に支払うお金として、頭金と手付金があります。
まず頭金は、住宅を購入するときに、住宅ローン以外に自己資金から支払うお金のことを指します。
今まで積み立てていた預貯金などから、現金で支払うのが一般的です。
一方手付金は、一戸建ての売買契約を交わしたときに、購入代金の一部として先に払うお金です。
手付金は、売買契約を確定するために支払う意味合いが強くなります。
ですから契約後に、もし自分からその契約を破棄した場合には、手付金は放棄しなければなりません。
相場は、住宅の購入金額の5〜10%といわれています。
手付金を支払うと契約は確定するため、購入の意思をしっかり固めてから支払うようにしてください。
一戸建てを購入するときの頭金の相場はどれくらいなの?
それでは一戸建てを購入するときに支払う頭金は、どれくらい用意すればよいのでしょうか。
2017年に、首都圏で新築マンションを購入した方を対象に行った民間のアンケート結果では、平均1,214万円でした。
しかし詳しくデータを見てみると、200万円以下の人が全体の3割近くもいます。
その一方で、1,500万円以上もの頭金を用意した人が2割いるなど、支払う金額については二極化が進んでいるようです。
また購入代金全体に占める頭金の割合は、20%未満と答えた人が全体の6割に達しています。
頭金はできるだけ多く入れたほうが、ローンの総額が減って支払利息も少なくなりますが、手元にあまり現金が残らないのも問題です。
なにかあったときに慌てなくて済むように、頭金を支払ったあとも、生活資金の3〜6カ月分の現金が残るようにしておくと安心ですよ。
まとめ
住宅を購入するときの頭金は平均1,214万円ですが、半数以上の人が1,000万円以下であり、支払額に個人差が大きいことがわかりました。
手持ちの資金のうちどのくらいを頭金にするのかは、住宅購入後のライフプランにも影響するため、慎重に決めるようにしてください。
予期しない事態が起きた場合に備えて、最低6カ月分くらいの生活費を手元に残すことを考えながら、無理のない範囲で支払うのがおすすめです。
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