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不動産の売却時におけるつなぎ融資とは?

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自身が所有しているマイホームなどの不動産を売却し、新しい家を購入しようと思っている場合に、売却が決まる前に購入したい家が見つかってしまった場合、どうしたらよいのでしょうか。

 

そんな時に利用されるのがつなぎ融資です。

 

今回は、つなぎ融資の注意点についてまとめてみました。


不動産の売却時におけるつなぎ融資


不動産の売却時におけるつなぎ融資について:つなぎ融資とは

 

つなぎ融資とは、購入したい物件が見つかったにも関わらず、現在所有している不動産の売却が進まなかった場合に、購入したい物件の購入資金として利用できるローンです。

 

不動産担保ローンと似て非なるもので、つなぎ融資はあくまでも「つなぎ」です。

 

つなぎ融資の返済としては、現在所有している不動産の売却に目途が立ち、買主から売買代金を受け取った際に一括で返済します。

 

この点で、不動産を担保として、10年~20年などの長期間の融資を受ける不動産担保ローンとは異なります。

 

つなぎ融資に関しては、現在所有している不動産の売却予想額の7割~8割程度を先に融資してもらい、新しく購入する物件の支払いに充てるというのが一般的です。

 

不動産の売却時におけるつなぎ融資について:つなぎ融資を受ける際の注意点

 

非常に便利なつなぎ融資ではありますが、注意点も存在します。

 

何といっても、融資を受けられる期間が限定されていることには注意しなければなりません。

 

一般的には半年から1年程度であるため、この間に所有している不動産を売却しなければならないのです。

 

そして、基本的につなぎ融資は、不動産会社の買取保証とセットになっている場合が多く、万が一この期間中に売却ができなかった場合には、安価で買い取られてしまうことになるのです。

 

買取価格は、市場価格の7割から8割程度であるため、新しく購入した不動産に充てる金額が想定よりも少なくなってしまい、資金計画が狂うことになります。

 

また、つなぎ融資を申し込める金融機関は少なめであり、金利が高めの金融機関しか審査が通らない場合があることも注意点といえるでしょう。

 

まとめ

 

つなぎ融資とは、現在の物件が売れるまでの間、新しい物件の購入費用にあてるための融資です。

 

一般的には買取保証とセットになっており、融資期間は半年から1年以内であるため、その期間中に売却が成立しなければ、安価で買い取られてしまう可能性があることは、意識しておくべきでしょう。


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