住宅ローンは金利タイプによって内容が異なるのをご存じでしょうか。
どれを選ぶかにより総支払額が百万円単位で変わることもあるため、どんな特徴があるかを知っておくことが大切です。
メリット・デメリットを把握して、自身のライフプランに合った金利タイプを見極めましょう!
住宅ローンの金利タイプと特徴:メリット
住宅ローンの金利タイプは、主に3つあります。
金利タイプ別の特徴やメリットを紹介します。
<全期間固定金利型>
全期間固定金利型は、住宅ローンの借入期間全般にわたり同じ金利が適用されます。
この金利タイプでは「フラット35」が有名です。
借入時点で総返済額が決定するため、資金計画が立てやすい特徴があります。
2019年9月時点では1.2?1.3%前後と、低い金利で借りられる点もメリットです。
若い世帯など、長期ローンを組める人におすすめのタイプです。
<固定期間選択型>
固定期間選択型は当初の一定期間を固定金利とし、期間が終了した時点であらためて固定か変動かを選択します。
例えば借入金額が少なく、固定期間内に繰り上げ返済で元金を減らせる人なら、固定期間選択型はメリットが大きいでしょう。
<変動金利型>
変動金利型は、定期的に金利と返済額が変更される住宅ローンです。
金利は半年ごとに変動しますが、実際の支払額は5年単位で変わります。
2019年9月時点ではもっとも低い0.4?0.5%台になっており、10年以内など短期返済できる方におすすめです。
住宅ローン金利タイプと特徴:デメリット
金利タイプは特徴が異なるため選び方を間違えると、デメリットもあります。
返済計画に応じて選択することがポイントです。
<全期間固定金利型>
全期間固定金利型は、借入時点では高めに金利が設定されています。
しかし2019年現在は超低金利で推移していることから、全期間固定型であっても比較的低い金利で借りられます。
しかし数年先となると金利動向の予測は立てにくいです。
完成済みや中古物件を購入ならおすすめですが、未完成物件購入に利用する際は注意してください。
<固定期間選択型>
固定期間選択型では、当初の5?10年の金利を固定する商品が多くあります
しかし15年を超えると、全期間タイプと同等程度の金利が適用される点に注意してください。
また、切り替え時点で金利が大幅に上昇していると、月々の返済額も増大します。
そのため、ライフステージの変化で、出費が増える時期と重ならないようにするのがポイントです。
借入金額が少ない方や、将来的に収入が増える見込みがある方であれは検討してもよいかもしれません。
<変動金利型>
変動金利型は金利の変動リスクがあるため、返済期間中に返済額が増加する可能性があります。
金利変動状況によっては住宅ローンを借り換える必要が生じるかもしれません。
こまめに市場動向をチェックすることが大切です。
最終的な返済額が読めないというのも、デメリットに挙げられます。
まとめ
金利タイプ別に、住宅ローンの特徴とメリット・デメリットを紹介しました。
うまく使い分ければ、お得にローンを組むことが可能です。
金利を選ぶときは、現在の状況と未来の返済プランに合わせて決めましょう!
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