注文住宅で家を建てる時、色々な思いやアイデアがあると思います。
計画段階ではいいと思っていた間取りが、実際に住んでみると使いづらいと判明することもあります。
周りの人はどのようなことで「失敗した!」と思っているのでしょうか。
家づくりで起こりやすい間取りの失敗 水まわり
水まわりは家の使い勝手を左右する大きなポイントと言えます。
それだけにデザイン重視ではなく、使い勝手重視で計画したいのが水まわりです。
<キッチン>
良くあるのがゴミ置き場や収納が足りなかったという話です。
また収納の位置が高すぎて、毎回の食器や調理具の出し入れに苦労することも多いようです。
炊飯器、コーヒーメーカー、電子レンジ、トースター…調理機器の数に対してコンセントの数が足りなくて、たこ足配線になってしまうことも多いです。
コンセントは少し余裕を持って設置した方がいいでしょう。
<トイレ>
トイレで多い失敗は、リビングや玄関から出入りがまる見えになる位置にトイレがあって、出入りに気を使うケース。
また2階建ての家の1階にしかトイレを設けなかったが、寝室が2階なのでトイレのたびに上り下りしなくてはいけない…など。
また特に小さい子供のいる家では、トイレが広すぎて紙巻器に手が届かないということもあるようです。
<浴室>
浴室では窓が大きすぎたり、低すぎて、外からシルエットが見えてしまったり、防犯的にも不安の多い窓を設置しまうことがあるようです。
また人通りの多い外に面した位置に浴室を設けた結果、お風呂場での会話や鼻歌が外に丸聞こえになってしまうということもあるようです。
家づくりで起こりやすい間取りの失敗 部屋
家づくりの中でも特に力を入れたいリビングや寝室などでも失敗はあるようです。
<リビング>
よくあるのが設計段階で入れる家具を決めていなかったため、いざソファーやテーブルを設置したら動きにくくなったという例です。
ソファーやテーブルのサイズなどはある程度規格化されているので、どの程度の大きさの物を設置するのか事前に決めておきましょう。
また広々と見せたくて造った吹抜けのせいで2階の床面積が狭くなってしまったり、エアコンの効きが悪くなってしまったりすることもあるようです。
更には日当たりを良くしようと大きな開口を設けたら、日差しが強すぎて暑いという失敗もあるようです。
日当たりや風通しなどは想像と違うことが多いので、事前によく検討しましょう。
<寝室&子ども部屋>
ベッドやデスクを置いたら部屋が狭くなった…など、寝室や子ども部屋もリビング同様、家具配置の失敗事例が多いようです。
またトイレや浴室に隣接させてしまった結果、夜中に家族の使う水の音が気になって眠りを妨げられるケースもあるようです。
まとめ
ふだん住宅設計に携わっていない人が、住宅の設計図を見て良し悪しを判断するのは非常に難しいことと言えます。
間取り的には完璧だと思ったとしても、水まわり、日当たりや周囲の建物の高さ関係などで失敗するケースもあります。
一生に一度の大きな買い物、失敗しないためにも不動産会社・建築会社・設計士と相談しライフスタイルに合わせた家づくりをするようにしましょう。
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