中古マンションの価格交渉にはタイミングと状況判断が大切です。
マイホームは大きな買い物になるので、少しでも安く購入したい方は多いでしょう。
中古マンションの価格交渉について解説しますので、購入検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
中古マンションの価格交渉のタイミングと注意点
中古マンションの価格交渉はタイミングが重要で、売手の状況の汲み取りがポイントになります。
売手が焦って買手を探している状況であれば、値引き交渉のチャンスです。
下記のケースに売手が当てはまるようであれば、交渉を前向きに検討してみましょう。
・販売開始から売却活動の節目となる3ヶ月・6ヶ月の一定期間が過ぎている
・買い替えにおける住宅ローンの二重返済を避けたい
・転勤や離婚が決まっている
・生活の拠点があるのに実家を相続した
いずれのケースも売手は早く売ってしまいたい状況なので、登場した購入希望者を逃したくない心理が働き、買手有利な状況になります。
買手に有利な価格交渉しやすい状況で気に入る物件を見つけたら、交渉を後押しするために自身の購入本気度を伝えるよう心がけましょう。
そのためには、住宅ローンの事前審査を済ませておくと前向きな提案をしやすいです。
住宅ローンに通らなければ契約は解消されるので、審査に通っていることは売手の気持ちへの大きな担保となるでしょう。
また、内覧前や相場からかけ離れた値引きは逆効果となるので注意してくださいね。
中古マンションの価格交渉における値引きの相場
中古マンションの価格交渉における値引きの相場は、物件価格の端数が一般的です。
この場合の端数とは100万円未満の金額を指し、3,950万円であれば50万円にあたります。
端数の値引きを想定して価格設定している売主は多いので、この金額内であれば価格交渉はスムーズでしょう。
物件価格に対する目安の値引き価格は下記を参考にしてくださいね。
2,000~4,000万円:30~90万円
4,000~6,000万円:90~290万円
6,000~8,000万円:90~390万円
中古マンションには定価がなく明確な相場の把握は難しいですが、売手に受け入れてもらいやすい価格は端数であると覚えておきましょう。
まとめ
中古マンション購入における価格交渉はタイミングの見極めが大切です。
売手の立場になって状況判断をできれば、より効果的な交渉に期待できるので、満足度の高い購入に近づけるのではないでしょうか。
不動産業者と相談しながら売主との価格交渉をうまくまとめてくださいね!
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