結婚した夫婦にとって、子供を持つかどうかの選択は自由なもので、必ずしも結婚=子供を持つことではありません。
夫婦それぞれに幸せの考えはありますし、事情があって子供がいない生活を選ぶ場合もありますね。
今回は子供のいない夫婦「DINKS」について、マンション購入をする際のメリットや注意点をご紹介していきます。
DINKSのマンション購入 そもそもDINKSとは?
DINKSとは「意識的に子供を持たない共働きの夫婦」のことを指し、結婚して間もない子供がいない夫婦や、事情があって子供を授かれない夫婦などはDINKSには含めません。
近年DINKSを選ぶ夫婦は増えてきており、平成27年のデータでは、日本の共働き世帯の中で、DINKSは3割いることもわかっており、身近な言葉になってきていますね。
DINKSは一般的に、子供がいないので夫婦2人分の収入を十分に使うことができ、リッチな外食やタワーマンションに住んでいるようなイメージを持たれがちですが、実際にはゆとりある生活をしているDINKSは多くありません。
だからこそ、将来を見据えた住居の選択は大切になります。
賃貸に住むか、マンションを購入するかで迷うDINKSは多いですが、メリットや注意点について詳しくみていきましょう。
DINKSのマンション購入 メリットとは
マンション購入の一番のメリットは「資産」が手に入ることです。
一般的にDINKSは他世帯に比べると貯金が多いと言われています。
しかし、夫婦それぞれが自由な生活をしているため財布の紐がゆるんで浪費してしまい、貯金がない場合も少なくありません。
賃貸と違って購入物件は、毎月の住宅ローンを支払えば自分の資産となりますし、物件によっては、賃貸よりも毎月の支払い額が安くすむ場合もあります。
その分は貯金にまわしたり、夫婦の娯楽費として使うこともできますね。
また、将来の老後資金を計算しやすいこともメリットと言えます。
老後資金の柱となる公的年金では、持ち家があることを前提に考えられているので、老後の住居費があまり考慮されていません。
賃貸の場合は、国や金融機関が算出する「老後資金計画」などの情報を参考にしにくいので、マンションなどを購入した方が老後の生活には安心感がありますね。
DINKSのマンション購入 デメリットとは
マンション購入の注意点としては、DINKSの場合キャリアアップを目指して仕事に打ち込む夫婦も多いですが、夫婦どちらかが転勤が多い場合は、マンション購入をしてしまうと引越ししにくいケースが出てきます。
購入したマンションを売却するにも、すぐに売れない可能性が高いですし、賃貸として貸し出す場合も、立地などの条件が良くないと入居者がみつからない場合が多いです。
また、間取りの注意点として、もし将来子供が欲しいと考えた時や、親と同居することになった場合などには、部屋が手狭で窮屈に感じる可能性もありますね。
しっかりと将来を見据えた住居計画を立てた上で、後悔のないマンション購入をしましょう。
まとめ
DINKSの世帯は賃貸よりもマンション購入の方が将来に向けての資金計画が立てやすいのでオススメです。
夫婦2人の生活が大切だからこそ、早いうちから夫婦一緒の家計を管理して、老後に向けた準備はしっかりと行っておきましょう。
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