一戸建ての場合、リビングは1階に設置されているのが一般的ですが、最近は日当たりや子育てがしやすいという理由で、2階にリビングが設置された住宅も見かけるようになりました。
家族が集まるリビングは、住宅の立地条件などを踏まえて、快適に過ごせる場所に設置することが大切です。
今回は、2階リビングの間取りに関するメリット・デメリットをご紹介します。
2階リビングの間取りに関するメリット リビングの役割の変化
以前はテレビ以外の娯楽が少なかったこともあり、リビングはテレビを囲んで家族がくつろぐ空間として機能していました。
しかし、最近はスマホの台頭などでテレビ離れが進み、個々が思い思いの時間を過ごす空間となっています。
以前に比べると多機能空間へと変化していますが、昔も今もリビングは家族が集まる場なので、快適に過ごせる場所にあることが大切です。
2階リビングの間取りに関するメリット
●日当たりや眺めが良い
2階は比較的日当たりが良く、窓からの眺めも良いため、2階にリビングがあると快適に過ごしやすくなります。
隣家と窓の位置が重ならないよう調整すれば、大きな窓を設けてもプライバシーを確保できます。
●子育てしやすい
日当たりが良く眺めの良い2階にリビングあると、明るい部屋で子どもたちを遊ばせたり、勉強スペースとして活用できたりして便利です。
また2階にリビングがあれば、1階より日が当たるスペースが広がりやすい分、冬もあたたかく過ごしやすいですよ。
2階リビングの間取りにするメリット③ デメリット
●階段の上り下りが負担になる
2階にリビングがあると、食料などの日用品を毎日2階に持ち運ぶ必要があるため、家事の負担が大きくなります。
また、階段の上り下りは足腰の弱い高齢者には負担になるので、将来は生活しづらくなる可能性があります。
●水回りの工事費用が高くなる
リビングは家族が長く過ごす場所のため、2階にリビングを設置する場合、洗濯場などの水回りも2階に設置したほうが便利です。
ただ、浴室を2階に設置する場合、補強工事が必要になることも少なくないので、工事費用が高額になりがちです。
まとめ
以上、2階リビングの間取りにするメリット・デメリットをご紹介しました。
日当たりが良く眺めの良い快適なリビングがあれば、家族が過ごしやすくなり、自然と親子のコミュニケーションを図れます。
ただ、多くのメリットがありますが、デメリットもあるので、立地条件などを踏まえてリビングの場所を検討してみてください。
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