マンションの市場価格は、築15年ほど経つと新築時の3〜4割下落します。
さらに20年を超えると、半額にまで下がるとも言われています。
これは建物自体の寿命ではなく市場価格ですが、築年数の古い物件はまだまだ住めるのにあまり値段がつきません。
しかしながら資産価値が下がりにくく、将来売却したいときにも有利な中古マンションがあります。
資産価値が高い駅近マンションの魅力
駅近マンションは利便性が高く、年代や世帯構成に関わらず人気です。
またマンション建設に合わせて道路を改良し、回遊性が向上しより便利になっているものもあります。
近年では、商業と住居が一体化した複合型マンションも増えており、駅や商業施設までアクセスしやすい構造になっているなど、周辺環境と合わせた開発が進められています。
これらは自身が住んでも快適ですし、ライフステージの変化(転勤や家族構成の変化)などで転居を余儀なくされても、売却や賃貸需要が見込まれます。
住む以外にも活用方法があるため、駅近マンションは資産価値が下がりにくいです。
中古マンションでも資産価値が下がらない理由
駅近マンションは需要が高く、資産価値が下がりにくい物件です。
駅から5分以内のような至近距離にあれば、むしろ新築時より高値で取引されるケースも。
すでに人気が高騰しているエリアは言うまでもありませんが、現在は駅近でなくても再開発で将来的に発展するエリアも同様です。
したがって中古マンションとして売却することになっても買い手が見つかりやすいですし、賃貸物件として運用するのもおすすめです。
また立地に恵まれたマンションは、投資目的で購入する人も多いです。
そのため個人だけでなく投資家相手に売却できる見込みがある点も、資産価値が下がりにくい理由になります。
築30年が経っている中古マンションでも売買可能?
いくら駅近マンションといえども、築30年を超えるとどれほど安くても需要がないのではと思われるかもしれません。
しかし立地に恵まれている中古マンションは、公共交通機関以外にもスーパーや病院が近くにあるなど、高齢者でも住みやすい環境であることが多いです。
例えば50代を過ぎ子どもが独立すると、老後に備えて小さな家に住み替えを検討する人が増えます。
しかしながら年齢がネックとなり、長期ローンを組めないことが珍しくありません。
そんなときに築30年を超える物件は退職金や短期ローンでも買える可能性が広がり、シニア層にとって大変魅力的な物件となり得るのです。
まとめ
マンションを購入した時点では、手放すことまでは計画しづらいものです。
しかし家族構成やライフスタイルの変化に応じて、その都度住み替えるのが当たり前の時代となりました。
ですからマンションを買うなら将来的に価値が下がりにくい物件を選びましょう。
そんなとき駅近マンションは築30年経っても一定の需要が見込まれますから、資産価値の観点からおすすめしたい物件です。
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