平成7年1月17日に阪神淡路大震災に被災した明石市は、震災以降、災害に強いまちづくりに取り組んできました。
その成果もあり、防災情報について非常に充実していると評判ですが、具体的にはどういったものなのでしょうか。
本記事でご紹介しているので、これから明石市に引越そうと考えている人は、ぜひ確認してみてくださいね。
明石市の防災無線と屋外スピーカー
明石市では防災無線の整備に力を入れていて、小中学校や市役所、市民センター公園などの施設合計59か所にスピーカーを設置しています。
また、241か所の避難所には戸別受信機を設置しており、災害時には屋内でも情報を得られるようになっています。
普段は17時に時間を知らせる音楽が流れますが、有事の際には頼りになる情報取得ツールになります。
明石市の地域防災公園
明石市の地域防災公園では、備蓄倉庫と飲料水兼用の貯水塔の整備を進めており、現在は8か所の公園で整備されています。
備蓄倉庫と避難先になる小中学校では食料が45,000食、毛布15,000枚、ビニルシート10,000枚もの防災用品と救助用の資材が備蓄されています。
備えあれば憂いはないというように、明石市は近年大きな災害を被災しているため、こういった準備は徹底していると言えるでしょう。
明石市の防災ネットとエリアメール・緊急速報メール
次に、明石市のホームページやエリアメール、緊急速報メールに注目してみましょう。
明石市の「防災ネットあかし」では、平常時と緊急時によって内容が分かれていおり、平常時には明石市からのお知らせや、当直医の情報、防犯情報、避難所などが載っています。
緊急時には避難勧告や指示、不審者情報、イベントの中止情報など明石市からの情報や、兵庫県からの災害時情報が掲載されます。
また、メールアドレスを登録することで緊急気象情報の配信があります。
メールアドレスを登録しなくても、明石市内にいるNTTドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話を所持している人には一斉にメールが配信される仕組みです。
しかし、携帯電話の機種によってはエリアメール・緊急速報メールが届かないものがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
明石市には防災無線のスピーカーや戸別受信機を設置し、緊急時に情報を得られるように整備されています。
地域防災公園の給水塔や備蓄倉庫、小中学校に備蓄された防災用品と救助用の資材からも、明石市は防災意識の高い街だと言えるでしょう。
また、インターネットを利用してホームページから情報を提供し、メール登録しなくても届くエリアメールや緊急速報メールなどにも取り組んでいます。
過去の被災経験を乗り越え、高い防災意識がうかがえる明石市の行政は、緊急時にとても頼りになること間違いなしですね。
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