近畿圏の有名なお城といえば大阪城や姫路城ですよね。
実は、明石市にある明石城もお城マニアから人気があるんです。
日本100名城にも選ばれている明石城の見どころは何なのでしょうか?
明石市に住むなら知っておきたい、明石城の魅力に迫ります。
明石市の歴史と明石城
1615年に豊臣勢を倒した徳川幕府は、同年「一国一城令」を出しました。
それを受けて1617年に明石藩が誕生し、1619年末に明石城本丸が完成したと言われています。
当時の徳川幕府は、明石藩よりも西のエリアの統制に不安があったため、姫路と明石に城を作ることで動きを食い止めようとしたと言われています。
城を建築する時には、他の城で使わなくなった資材などを利用して作られることが多々ありますが、明石城では近隣の三木城や高砂城などの木材を使用して作られたようです。
また、明石城のシンボルともいえる「坤櫓(ひつじさるやぐら)」と「巽櫓(たつみやぐら)」も、近隣にあった伏見城や船上城の木材を使用してつくられたと言われています。
「日本100名城」のうちのひとつに選ばれるのも納得の、歴史を身近に感じることのできるお城なんです。
建築の美しさも魅力的!明石市の明石城の特徴とは?
当時の明石城の敷地の広さは、名古屋城と同等の規模だったと言われています。
敷地には大小合わせて20基の櫓がそびえていました。
現在では天守閣こそないものの、城跡は趣のある石垣にぐるりと取り囲まれています。
残っている「坤櫓」と「巽櫓」は、日本に現存する三重櫓12基のうちの2つで、その美しさから国の重要文化財にも指定されています。
明石市には明石城を中心に整備された家族で楽しめる公園も!
明石市は、明石城の周辺を明石公園として整備しています。
野球場やテニスコートなどのスポーツ施設、子供たちが元気に遊べる芝生広場など、家族で楽しめる設備がたくさんあります。
また、「さくらの名所100選」に選ばれた1,000本の桜並木や300本のバラ園など、豊かな自然と触れ合えるスポットとしても人気です。
展望スペースでは明石市内や明石海峡大橋まで望むことができ、家族で訪れても十分に楽しめますよ。
まとめ
明石公園の中心として、明石市民に親しまれている明石城。
およそ400年の年月を経た現在でも、多くの人々がその建築の美しさに魅了されています。
明石市へ引っ越してこられたらぜひ行ってみて下さいね。
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