やっと手に入れた念願のマイホーム!
しかし失業して住宅ローンの滞納を続けてしまうと、せっかく手に入れたマイホームを手放すことになります。
今は元気でも、いつどうなるかわからないのが人生。
いざというときのために対処法を知っておくと安心ですよ。
今回は、失業して住宅ローンが支払えなくなった場合の対処方法をご紹介します。
住宅ローン返済のため 失業したらやるべきこと1 金融機関に相談する
1 金融機関に支払いを相談する
失業したら、まず住宅ローンを組んでいる金融機関に相談する必要があります。
なにも相談しないで滞納すると、金融機関も不信感を抱いて一括返済を求められたり、競売にかけられたりします。
なお、失業期間中は住宅ローンの支払いを免除する失業保障をつけられる銀行もあるので、保障がある住宅ローンを組んでおくと安心です。
2 返済期間の延長と元本据置
住宅ローンを軽くする方法としては、「返済期間の延長」「元本据置」の2つがあります。
「返済期間の延長」とは、たとえば15年残っている住宅ローンを20年に延長してもらうもので、月々の返済額を減らせます。
返済期間の延長が難しい場合は、月々の返済を利息だけにしてもらう「元本据置」を検討してみてください。
住宅ローン返済のため失業したらやるべきこと2 社会福祉協議会に相談する
金融機関へ相談すると同時に、都道府県の社会福祉協議会へも相談してみると良いでしょう。
国が定めた「生活福祉資金貸付制度」により、都道府県の社会福祉協議会は失業などで生活に困窮した人に無利子や低金利で融資しています。
原則3ヶ月・月20万円までの融資を行っていますが、最大12ヶ月まで延長可能なので、気持ちにゆとりをもつことができますよ。
住宅ローン返済のため失業したらやるべきこと3 マイホームを売却する
住宅ローンの返済が生活を圧迫している場合は、マイホームを売却して賃貸物件を借りるのも手です。
希望価格で売却できるかどうかは、立地や住宅ローンの残高などに左右されますが、一度不動産会社に相談してみると良いでしょう。
マイホームの不動産価値を把握しておくと、今後の身の振り方を考えるうえで参考になります。
まとめ
以上、失業して住宅ローンが支払えなくなった場合の対処方法をご紹介しました。
失業すると、失業保険の手続きや転職活動などで慌ただしくなりますが、マイホームを手放すことにならないよう早めに対処しましょう。
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