中古戸建てを手に入れる際の諸費用は、資金計画にしっかりと組み込んでおく必要があります。
諸費用とはいえ金額が大きいので、安易に考えていると手元に残る現金がだいぶ変わり、入居後の生活に支障をきたす恐れもあります。
契約前に費用の概算を確認し、計画通りのお金の流れを作っていきましょう。
中古戸建て購入時の諸費用はどれくらい?
中古戸建て購入時における諸費用は、売買価格の6~10%が一般的です。
費用の内訳は、媒介業者に支払う媒介手数料や保険料に税金など、多種多様に及びます。
その金額は役所で書類を取得する数百円の内容も含まれますが、トータルするとかなりの金額になるので、少額な費用でもきちんと把握しておきましょう。
割合が6~10%でも、中古戸建ての売買価格は安価ではありません。
1%違えば、何十万単位で費用が変わってきますので、依頼した媒介業者からできるだけ詳しく見積もりをもらいましょう。
中古戸建て購入時の諸費用について① 税金
中古戸建て購入時の諸費用には税金があり、物件や取得方法によって受けられる特例もさまざまです。
知っておくのと知らないのとでは大きく金額が変わりますので、事前のチェックをしっかりとしておきましょう。
▼登録免許税
土地と家屋の所有権移転登記や住宅ローンに対する抵当権の設定登記などを申請する時に課税されます。
▼不動産取得税
軽減措置により課税されない場合もあります。
▼印紙税
住宅ローンの契約書や住宅や土地の売買契約書に課税されます。
▼消費税
個人が売主となる中古住宅には課税されません。
しかし、不動産業者が売主となる場合の建物部分や、不動産業者や金融機関などへ支払う各種の手数料については課税されます。
▼贈与税
住宅取得のために親などからうける援助資金に課税されます。
援助を受ける場合には、軽減措置や非課税適用措置の適用要件について事前に確認しておきましょう。
中古戸建て購入時の諸費用について② 主な内訳
中古戸建て購入時の諸費用は、税金を除くと大きく3つに分かれ、不動産業者への手数料、住宅ローンに関する費用、その他必要に応じてかかる費用があげられます。
▼購入にかかる手数料
中古戸建て住宅を購入する際には、不動産業者と司法書士への報酬が必要です。
▼住宅ローンに関する費用
諸費用で大半を占めるのが住宅ローンに関連する費用で、金融機関によって金額に特徴がでます。
・住宅ローン保証料
・事務手数料/融資手数料
・団体信用生命保険料
・特約火災保険料、地震保険料
・課税証明書/納税証明書取得費用
・つなぎ融資金利
▼その他費用
引き渡し時の各種清算金や支払いの振込手数料など、こまごまとしたものです。
リフォームや修繕、引っ越しにかかる金額などは人によって大きく異なる項目でしょう。
まとめ
中古戸建てを買うための諸費用は、多種多様で聞きなれないものが多いです。
その他の費用もしっかり考慮しておかないと、途中で資金不足になりかねません。
契約前でも概算はわかりますので、お金の流れをしっかりと把握し、無理のない資金計画を立てるようにしましょう。
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