部活動や習い事など、過密スケジュールで毎日を過ごす子どもたちは多いのではないでしょうか？
明石市の中学校では、運動部の活動を定期的に休みにする「ノー部活デー」を実施しています。
休養日を月に数回程度設けるよう推奨し、部活、学業、家族の時間をよりよいバランスで確保するもので、子どもの成長促進を目的としています。
平成30年4月から市内一斉に進められているノー部活デーの内容をみていきましょう。
明石市ノー部活デー 目的と趣旨は？
明石市の「ノー部活デー」の目的は、バランスのとれた生活リズムにおける、生徒の成長促進です。
過度な運動はスポーツ障害を引き起こす原因になり、子どもたちの将来を左右する事態を引き起こす可能性があります。
毎週末の部活動は、家族や地域活動の時間確保に支障をきたす場合もあり、バランスのよい活動の弊害になることも。
明石市の生徒や教職員に適切な休養を取れていない現状があったため、協議の結果実施されています。
明石市ノー部活デー 休養日はいつ？内容は？
明石市「ノー部活デー」の休養日は、毎週月曜日と第２・４日曜日で、平日の週1回と休日の月2回が基本です。
月曜日が休みの際には、週明けの曜日である火曜日に代替えされます。
休養日に大会などの予定は校長先生と教育委員会の承認のもとで日にちを変更できるなどの適切な部活動計画の設定、練習の質や子どもの自主性を向上させる工夫と実践で、より充実した部活動を目指しています。
明石市ノー部活デー うまく活用する方法
明石市「ノー部活デー」を有効活用する方法は、身心のリフレッシュを行うために、家族団らんや自分の一人の時間をもつことです。
部活動は体力の向上や人間性の育成などにおいて意義のある活動で、子どもたちの生きる力を育みます。
よりよい部活動のためには適切な休息が必要で、部活動以外での時間の使い方が大切です。
家族とのコミュニケーションの充実や他の趣味の活動は、通常とは異なる思考を促し、バランスのとれた身心の成長につながります。
適切なお休みを挟むことにより、中学校の部活動は自主性を磨くよりよい機会にもなっていくことでしょう。
まとめ
明石市の中学校ではノー部活デーで、子どもの健やかな成長を手助けする取り組みを実施しています。
大人と同様に子どもにも時間のゆとりが必要です。
子どもの視野を広げる機会を、時間的に確保してもらえる明石市の取り組みは、子育て世帯には魅力的ですね。
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